昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

掛け替えが無い問題

隠遁し、滑り落ちる隙間に正す愛なども無く、どれも不潔ではあるが、よく見れば綺麗なものだ、と君にシンクロする影がリアリティーを包み、無残な形に侵攻していく攻撃性を捨て去り、償うに、少ない正しさに課せる重みに絶えず、償うだけに偏る価値から、形はねじ曲がり、正す間柄に亀裂を与え、誘導されるままに連動する刹那に恋しい答えを投げかけ、可決する理由に自由に至り、痛む身体を温め、漂う季節を風化させぬように、思い出には、枯渇したり飢渇する事により思い出す事に答えは無く、ただ反響する自らの痛みに共感する事に浮かばれる事は無く、ただ憂さ晴らしするだけに理不尽な面影で痛む事に正しさは無く、強くなびく為に喜び痛みを巻き込み、さらなる痛みを超えるべく次々と受け入れ、思い出を美化せず、緩和させ、緩衝し、小さな世界にまとまらず、大きな世界に拡大させる意志を用い、縋る夜から離反し、流浪し続けては、心をノマド化させ、捩じ伏せるだけに枷を嵌める権力には違うと告げ、用いる権力で相手を抑止するにあらず、用いる権力とは、互いの平衡を保ち、互いが用いる力により、互いを背負い持ち上げる事に数々の試練を超え、連動する痛みに継続する状態を受胎し、次々と自らを新たな場所に産み付け、踏み荒らす者を言いくるめず、互いにもたらすべき答えに価値や需要と供給すら要らず、用いるべき答えに対して、答えすら不必要になるような総和が韜晦し、代替的に執り行われず、静かに行う取り組みが、何の正しさも押し付けず、示唆せず、指図せずに、この場に瀰漫し、充溢し、誰もが納得してこそ初めて社会と呼べるような何かに変わり代用されるだけに過ぎない社会の中に想定されるだけの答えを受け止め乗り換え、のらりくらり、と答えを交わらせては、終わりも始まりも無く、今に伝わる状態にうごめく今すらも超越する何かに成り代り、塗り替えていき、形容されるものすら超越する。