昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。


仏も涙する何秒か前に入り混じる景色がアルマジロみたいに丸まり、外側の装甲なんかで守られる雰囲気も、なんか和らぐよねと、眠らぬ日々から、真実は史実に絡まり、相対する愛に結ばれるだけに報われないのが素敵なわけで、と分け隔てなく、データ化されずに、去りゆく帰路に傷口はじゅくじゅくで、築かれる後は不確かな意味を経た訳を、隔てずに積み重ねるままに汲み取る今にも、世界は何かに充ち満ちていくのです、まる