昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

陰惨なカタストロフ

知は全ての者に与えられ、全ての者に寄与されるものである。与えられただけに満たない知は他者を見下すことを、権力と呼び、他者を弔い、同情することにも、権力は加担する。確かな世界は、足かせをはめられ、端的な世界や例に奪われる意識から、短絡的な憎悪を助長し、手助けだ、と足りない意味を今に運び出す原理は、権力を奪い合い、ただみずからのカタストロフにより、消え去る。権力は、内側に入り、やがて革命を忘れ、分権化されるみずからに支配されるみずからに裏切られ、数々のジレンマは軋轢を重ね、圧迫される痛みに耐え兼ねず、自壊するに至る今に介する意味すら、悔悟を溜め込み、意味に逡巡し、意識に孤立し、疎外感に耐え兼ね、死に至るだけに止まる。関係とは、絶えず軋轢を運び、物事を内側で捉え、物事の内側に捕らえていく。補完される意識は、形式に陥り、権力により、謳われる普遍性を生活に巻き込み、うそぶく倫理観を武器に、他者を蹴落とし、足りない価値を、与えられた価値で補う始末に終えることを、あたかも答えのように仕向ける権力自体に偏る。あらゆる攻撃は、自国を守るように仕向けるナショナリズムを簡単に操作し、洗浄させるべき戦争へと権力的なプログラムは、戦争に移行していく。用いられる権力は、絶対的な正義として、みずからを祭り上げる。革命に取り残された自身が自身を追求し、追従する意識に追われ、今にもゲシュタルト崩壊に至る経路に、軽薄な言葉だけが、まがい物のように迫り、狭い価値を押し付けられ、みずからを圧壊させる自我論からの脱出を試み、奪取すべき確かな自分に課せる罪などを排除し、やがて静寂で静謐なシーンに潜入し、不確かな何かを担うみずからを誇張するだけの意味を取り払い、一切に浸る原理から抜け出し、生命は永遠に躍動し、止まらぬかぎりに薙ぎ倒し、あらゆる根源を突き抜け、新たな進路を歩むおざなりな言葉が完結的に迫り、締結する瞬間に意地汚い拍動を繰り返し、集積する意味に混血していく実体に苦悩が行き交い、痛む身体から、杜撰な心象を重ねる信用ばかりが、欠如を埋めるのだ、と寂寞に放つ所以に引き伸ばされる空間的な虚像にセンチメンタルな輪唱を繰り返し、起草する意味に真理は策略を重ね、情緒とデータと寂寥たる所以に化合される心因に誇張されるだけの有事に迫る状態から、拘束される痛みに偏執し、変容する真理に誇張されるだけの厳寒な日々にかじかむ理論から、十全とした理由に身体は加工されるだけの空虚な身体を労るだけにいじることに隔てる快楽の傀儡と化するだけに内外に果てる権力に葬られる位置から先天的な理論は帰巣するシーンに残像として安置され、淫蕩な施設に乖離するだけの受胎と創造を反復させ、せせらぎ謳う豪華絢爛なだけの堕落した空間から引きずる言葉に悲喜こもごもとしながら、昏倒していく意識は、色彩と四季を忘れ、膨張し続ける宇宙と通潤しながら、ロンリネスや寝込みを襲う価値観に瀕するだけの根源の家畜として背くだけの身体に刃向かうだけの理想から真理は虐待され続け、痛む孤独は、孤独を抱え込んだままに童心を裂き、枝分かれする分裂的な症状から、衝動的な逆心に背徳を重ねる軽薄な朗唱から、群像にとろける日常の随筆から、鮮明な過去は、一冊の本として、本能に散り散りと消え入る本質から乖離する理解を忍ばせる、その場とは、永久の別れと悔恨と諧謔を重ね、鮮明な過去から固結する状態との邂逅を綴るだけの海馬から、理想は供給されるだけの配合に陥るだけの権利に兌換される貨幣から、新たな価値は、価値の中に留まり、滞るだけに至らせる悲劇から、感応していく受胎を繰り返すうちに、内心に宇宙と照合すべき実体もハミングを繰り返し、重要な主体とは、存在を離れさせた世界から、かけ離れ続けることに連動し、連綿たる様態に法則的な官能を砕きながら、間引きされる心因に認識すべき豊かさなどは、価値の中に留まり、権力の中でなあなあになりながら、担うべき事実も、実証される後先に転嫁され得るだけの実情を孕むことごとくに軟弱に絡まりながら、仮想される先々に鮮明な事実などは、転用されるだけの自閉的なライミングに備わるカテゴリーから、損得勘定を伝わせるだけに曖昧なマインドに迫るインフォメーションに混沌としていく実体は、拡散されるだけに狂い咲き、襤褸たる身体に虚像を重ねるだけのかさばる身体に威張り散らすだけの独裁的な主観から、削除されるだけの転用されるためだけのデータ化したこころに濫立する状態から錯綜する原因に捕まらぬ狂気や、境域にせめぎ合う絶え間ないカタストロフの傀儡から、精神分析を解く宇宙的な施しから、初期衝動を蝕む無数の結ぼれと放たれる意識に革命を用い、原始的な影に染まる現行に包まれる悲しみにほくそ笑みながら、延々と権力の外側で、革命を引き起こすためだけに、この心身を解放し続けるのだ。