昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。


すっぽり嵌め込む愛から乾いた身体が震え、篩にかけられるだけの人間から懸け離れ、蔑ろにした瞬間に虚ろになりながら、塗り替える日々も憂鬱も悠然と帰結し、あらゆる権限も要らず、用いる意味もつくづく痛むままに放り込まれる意味も苦痛を重ね、嫣然に長ける思いも、幼いままに飛び立つ、まる