昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

泣き止まぬメロディー

大人の童話がひた走る。 連動する意識を埋めるように迫る過去は置き去りに、なおざりにした主体を引きずりながら、連想する意識を乗せる車で銀河をドライブして、マスカラ降る宇宙でカタルシスを促し、定理を打ち砕き、唾棄する果てにしがない語り部を置きながら、訂正される因果に尽きる意味から突き動かしていく自己からかけ離れ、雨宿りし、冬が終わり、春を告げるサイダーに囲まれ、恬淡に行き交う人混みをかき分け、陰湿な夢を捨て去り、去りゆく形式に別れを告げる先々に広がる笑顔を摘みながら、徘徊する今に折り重ね、不当な現実を打ち砕き、音程を持たずに立場から逆走しては、さりげない言葉をおしゃれに気取らせ、延々とすがる真理から逃れる。一途な夜に動機を探し、さまよう朝から多目的な恋に陥る原理に浸るまでの距離から、陰湿な支配を受け入れる儀式的な崇拝から、近似していく関連性に道理は破綻していき、枢要な事実から離れ、連呼する言葉も事柄を反復させるだけで、できあいの真実にプロパガンダを執り行い、儀式的なギミックに散漫なこころは、何を信じるべきか、と蛇行する意志から殲滅されては、抵抗力を殺ぐだけに自分たる天敵を作り出し、ケーブルにつながれた残りわずかな生命の残り物を食するような強欲さをすなどるだけの連中から支配の経路は無記名につなげられ、静謐さを失い、互いの足を引っ張るだけの貧寒さに嬉嬉としていくだけに住まいを失いさまよう幽霊どもの至福から根源は、慢性的な痛みを抱え、マストアイテムの人形を探し、道具と化する人を生み出すだけにたゆむ事実は、損なうだけに切れる糸を作り出し、ただ必死にもがく者の意思を切り取る鬼畜どもを生み出した性質から、尖鋭的な闇に犯された現実的な腐敗を抱える狂信者どもの反響する慟哭と狂気の境域に迫るレジスタンスの領域に迫る忿怒の激震や、権利を謳うだけの暴利をむさぼる餓鬼の画期的な杜撰さにシステム的な敗残を虜にするようなルサンチマン的なシステムに乗じて流動していくだけの輩の解放感などに騙され、自由を謳うだけに真理は失われ、損なうだけの過程にないがしろにした内外に果てるジレンマや、人道的な支援などが、偽善に変わり、そこに権力が加わり、既得権に変わる頃には、利権を保とう、と排除する者だけが、用いる権力が暴走し続ける限りに、この世界というやつは、何も良い行いを、自らの世界に巻き起こさず、ただ外側から苦しみを与え、ただ機械的な歯車と化さぬ限りに、君の未来は無い、と不安を与えるコマーシャリズムから、輪唱していく神話に指定される恐怖や、ここまで進化し、ここまで発展したにもかかわらず、まだ獣臭くてたまらぬ俗世に戒律などを含んだ階級を作り出すだけに数学的協奏にちりばめるイコールから瀰漫する真実も、不満足を伝えるだけで、ないがしろにした意味から今は境目も持たずに、ただ立場を用い、たいていの事実を体感するまにまに、艶然に捌けるだけの自己が時間に飲み込まれ、自由とは、時間を用い、空間に居残る事にいぶかる事により求められ、そこに行いを長じず、ただ磔にする自己に猶予などを求め、遊離していく存在は、ただ損なうだけの存在として、そこに指定され、真理を求めず、ただ誰か儲け、あんたはいくら儲かったか、と朦朧としている事に希望などを見出せ、と経済などを保つためだけにためらう命が、たいていの事実の外に置かれ、この命の大切さに資産を与えず、ただキャピタリズムは、端的な支配と暴力の経路を結ぶ権力により権限は生み出され、誰かを蹴落とす限りに、君は安泰である、と促す事に置かれる経済的な物陰から、悠揚にちりばめる意識から、観点はぬぐわれ、ただ暗澹とした時代を切り開く希望とは、総和を求め、協調を打ち壊し、端的なテロリズムやバンダリズムを横行させず、中庸なども要らず、ただ保たれるだけの均衡に抗うだけの抵抗力すら不潔に思い、反するとは、ただそこに関するだけに加算される原理に支配される事を目的に反するだけに陥る事にあらず、有する価値に偏るだけに至るだけの力に左右されず、ただ関するとは、我に至るまでの原理に原因すら持たずに、求めず、用いる事に有するだけの形に現前していく事実からエクソダスしては、座礁していく真実をまさぐるだけの輩に演じるだけの技術を授けず、ただ本心から生み出す事柄や、真実を求める事に絶望しない限りに、君の価値は、確かな価値に変わるであろうし、そこに煽るようなものも不必要であるし、用いられる事に乱立していくだけに退廃せずに、世知辛いとか、と謳う前に、この命は前のめりで捨てる神も奪う神も居るのであろろうし、神を操作し、神になるような者こそクソであるし、空疎な理由を空想で埋めるだけの事実にデカダンになるように、と人々をふてぶてしく屈するような詐欺的なやり方で、弱った者を手元に置くような支配に応用される技術ばかりが、神を利用し、また神で妨げ、私利私欲に還元されるだけの金銭で危篤な者のすべてを吸い尽くすバキュームたる者の汚穢から、恩恵などは、腐りきった同情心と贋物の犠牲心を偽造し、ただ自らの欲だけでうごめき、ただ誰かの物を奪うためだけにうごめく思念は、ジレンマを抱え、漫然と現実を損ない、自らの正しさを謳うような我も、ここで美辞麗句を連ねるほどに嘘っぽくきらめき、己のやり口や、自らのあり方や、もがくほどに深みにはまるような現在に悶々としては、新説を打ち出し、ただ精神とは、成否も持たず、はじめから親すら持たずに、たださまようほどに包括されるだけの外延に占領されるだけの概念を用い、誰かを陥れる事に指定されるだけの原因に恒久的に苦しむばかりだ、と促す反逆にこそ、反する事を覚えるのです。何に対し、反するのかを、もう一度見つめるのです。