昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

境域をかき消す限度

縫い付けられた身体は、曖昧なままであるし、有する気持ちも、無に吸収され、奥底の襞に絡まり、帰り着くべき意味からエクソダスできずに、ただ這いずる季節に進路を明け渡すだけに関連する痛みに分裂していく思念は、人工的な世界を形成しては、世界として認識するほどに愚鈍に施される今に瀰漫する風景も、ただ贋物を作り上げ、帰巣すべき真実にも妄想を連ね、ただだんだんと攻め入るだけに導かれる嘘に拘束され、魂胆を奪われるだけに運命論的な出会いから、逆撫でする痛みの十字路で仮想現実をカオスに変えては、観点を奪われ、即座に閉鎖的な叙情を作り上げ、和えられる愛からこびへつらう観点にアンテナを張りながら、判明するジレンマを受け取る間に愛はすぐさま枯れ果て、端的な思いを硬直させては、高まる痛みが瀰漫し、不満足を謳うだけに扇動される者が暴力的に陥るだけに可決する状態に集団心理を派生させ、短絡的な暴力に支配される気配は、些細なルサンチマンを形成し、心象を奪うだけに至らせる動機に倦怠感を促し、観点を奪い、即座にひれ伏すものだけを経路に結び、無数の思念は、ジレンマを携え、世界的な偽装を企て、惰性な支配から迎合していく言葉を用い、正解に固着するだけに、膠着する者が、楽しみを奪う欠如を生み出す官僚支配を継続させるだけに主義的な圧迫から、圧壊していくだけに至る社会などに世界は無く、個人的な世界を奪うだけに惜別していくシーンが断続的な気配を摩耗させ、根源を奪い、ただ与えられる概念だけを教育的に施され洗脳されるだけに専横される心境が生み出し心理的な模索をも弊害で埋め尽くすだけに至らせる普遍性などに正解は織り込まれ、反する事を抑止させるだけの記号や、物が活躍し、滑落するだけの自己は、深層心理で真理を失い、ただ悶えるだけの答えの中で堅持する理由を保持し続けるだけにつたない思いは、続く限りの思いを延延と綴り続け、つたない思いは、つつがない思いに蝉蛻を求め、その場でうつせみを終わらせるような制限を与え、無機質に変えるだけの生命は蛇行するだけの世界のさなかで傘下に組み込まれ、空洞化する思念は、ただ入れ込まれる情報により統治される事を快楽にうごめく。

世紀を打ち壊すような一撃を待ちわびるよりも、自ら超える手立てにより、気配に達する前の世界を超越し、超克する苦しみに苦みが帯びる手前にためらわずに乗り越える後から迫る不安すらもかき消すようなフォースは愛により、偏執せずに、変化し続けるからこそ、愛はその場で形にすら残らず、愛とは思うだけに兌換されるだけの貨幣に変わらず、ただ価値に変わるだけに腐敗するだけの因果から離れ、ただ感化され、創造に変えるものを愛と呼ばずに、ただ愛とは名称に過ぎず、感じるにあらず、ただ有ると思えば邪魔になるものでもあるし、用いるほどに補填される理由からほつれる思いも、横暴に支配を続けるだけに交差する思いは重荷に変わり、偏向するだけに至るだけに利用されるほどに裏切りの速度も増し、慢性的な痛みに変えるのも愛である。あるいは、愛とは変容を迎え脱皮しては、自由に飛び交い、その自由すらも利用し、自らに変えていくものが愛であるかのよう指し示すだけの教育から蝉蛻すべく、耽溺するだけの世界から抜け出し、短絡的な動機を超越し、ただ愛に生きるとは、酩酊しては、愛をすなどり啜り続けては、かみ砕けず、のどにつまり、窒息するに至らせるような暴力性をも持ち、問答し続けるほどに答えすらも無いから、曖昧なままで受け取る、と死に至るのだ。ただ与えられた愛は生かしも殺しもするだろうし、施されるほどに、ほどけずに、ほとんどは、破壊されるままに傍観するだけの自己から乖離した他者を介した自己を標記すべき理由すらも超えられずに、ただ愛という名のままに破壊されるままを受け入れるだけに価値観を破壊させ、破綻するだけが波状になり、担うべき愛すらも邪魔になるのがほとんどである、とあきらめに至らせるのも、愛の仕業である。ただ愛とは用いるだけに持ち物と化すし、ただ与えるだけでは溺れるだけに至らせ、死に至る病と化する。ただ愛とは気配を用いずにただ近づくままに受け取る意味すら不潔に思うほどに染みいる愛は、最もな絶望を運び、耐えがたい痛みにも変わり、偏った愛は、愛を下に命を奪うだけに明け暮れる。

供給される愛は、際限無く響き渡り、因果を超越し、引き取る先に優雅に渡り、相対する日々に情熱を引き渡し、さえずる時に再会し、関係を縫い付け、確かな愛に帰巣すべき真実も、悶える結末に潤う手立てすら喪失し、損得で測るだけに接続される愛は、観点を失い、相続するだけの意志に意味を伝い、阻まれるさけに恋情へと移行し、損なう今から蓄積する苦悩に鎮座し、超然とした主観に至り、ままならぬ思いは、ただ自分を凌駕し、物事の大小を測るよりも、ただ与えられたままを愛し、損なう事に陰るだけの生命を出し抜かず、ただそびえるままに立ち続ける意志だけが兆候すらもかき消しては、長じる矢先に運命を引き取り、その刹那に嘆じる思いを移動させ続けては、高揚し続ける事に置かれた自分だけを乗り越える辺りに境目すらも無く、ただ曖昧に結ばれる事に転換される問題や行いをつなげては、様々な思念から超越し、総じて結ばれる由縁に帰宅し、加算される原理に返事を書き続けては、汚い過程に結ばれる思念は、最たる愛を失い、ただ損なわれた愛に引きずられては、相対する今に生じていく苦しみに悶え、諸々に耽る意味を行いに突き刺し、苦しみを乗り越え、確かな愛に基づき、理由すらも超越していく。