昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。

きらめく意志が、怠惰な太陽と瞬き、鈍色の世界を一蹴し、あらゆる論理が報じる戦地に偽装されるだけの信念や、神経的な疎外感や、頑丈な意志の壁を乗り越え、孤独に至る原理に収縮していくものが、途端に崩れ去っても、察知し続ける意識は、妨げを乗り越え、どこ吹く風と自由にまたたくのだ、まる