昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

超肯定的な存在


 時間に置いていかれる意識が、戦列から離れ、自ら結ぶ意志へと踪跡も残さずに、整然とした意識に乖離していく意味合いが、システムから放たれ、配備される間に生まれる空間に自由を謳う以前に、この場で備わる意識だけと対立し、孤独に羽化する感情が、その場から飛び立ち、対象とする由縁や、夢の残り香や、瓦解する瞬間に忿怒をこぼし、高騰する意識から、改竄される気配から、収斂していく意識に住まいを移し、意識下に生まれる瞬間と永久を分断させ、分離していく意識に悲鳴やミメシスが迫り、整頓される瞬間に祝福とこじれる後先にあいまいなものすら無くなり、肺葉から毀れる永遠に閉じていく状態が、映像を折り重ね、瞬間に陥る自己を利己的に導きながら、開かれる瞬間に連動する物事が物語を形成し、リリックを折り重ね、主観に詩的なものを生み出し、エゴをかき消し、経路を濁し、鮮明な過去の洞穴を明かりも無しに進む荒んだこころに懶惰なものがこぼれ、交互する意識が対立を続け、弁証法的に乗り越える現在に理性も無く、ただ瞬間に生まれる苦しみに懐胎される原野に浮かぶ月明かりだけを頼りに、リリカルな症状に迫る愚論や、不当なものを折り重ねる意識的に介在していく意味合いに均等なものすら無く、文言になびく遠因と影が交差する時点に備わる最も暗い空間に迫る曙光たる思考だけを頼りに、この横溢するオプティミズムに迫るダイナモ作用が促す耳鳴りや、身もだえが宣言し続ける厳正な時に織り込まれる言葉に分裂していく精神的な破綻や、経済的な破綻や、介在する意識に空虚さが迫り、傲慢な者が示す離散から、ルサンチマンへと変わり行く暴力的な思想から、内戦へと突き進む自己便宜的な理論に製造される機械的な快感から、階差を生み出し、兌換する平等性から、制度を謳い、用いられる言葉で誰かに邪推させようともくろむ無名の機械たちから、力に差異を用い、権力闘争へと至る原理から、理性は損なわれ、そこかしこで獣どもが跋扈する時代的な猶予に迫る現時点に原始的な本能などが伐採する意識に迫る独占欲や、欲動に迫る贋物の価値に陥る現時点に精錬される創造的なものが必要なのだ、と練り上げる先に生まれることごとくを愛し始めることにより、ことごとくは、徳を用いず、正義を謳わずに、己の自由に原理を持ち込まずに、原因に攻め入る生命と理想が膠着しては、妨げるものなど無く、成し遂げる後に生まれる意味だけが、意志を用い、陰鬱な衝動を超越し、嗚咽なびく凄絶な時折に織り込まれる現時点に妨げる意思すら不潔に思える意味を瀰漫させるエゴを交通させる充溢から、逸脱する精神に排されるハーモニーが観点を奪い、修繕される先々で介在する原理が解体される現前に懈怠していく意味合いが収斂され、習熟していく限りに勉学とは限界を持たずに、その学んだことを飛び越える限りに陰らぬ意志が、ひとつの答えに押し込まれずに、自ら解き放つ意味だけが限界を持たずに超越して始めて、持ち込まれた意味を飛び越え、自ら生み出す意思だけが、確かな意味であるし、持ち込まれるものに反してこそ、自らの意思と始めて言えるのであり、訝る限りに、息吹くものも、物事を相互させるような愛に至らずに、偽りの原理に限界点を用い、簡易で安易なプロセスに織り込まれる現時点に原理を持ち込み、こじれる後先に宛先を与え、あてがう意識が、印象にとろけ、統合されるだけに差異性を持ち、済世に至らずに、自らを弊害させる物事だけに立ち向かうほどに暴力的なものへと応じる答えにコギトは、誤った問答により、導く答えに偏り、抗原が安定を求め、安置される意味に抵抗する理論を持ち込み、織り込まれる現在に陥るだけの答えに掻き乱される定理に、定期的な議論に妨げられる間違いも、改めるべき是非を用いずに、ただたじろぐ間に理想は供給される意味に不信を重ね、不義に至り、隠微な結末に備わる欠乏する偽善的で独善的なものへと偏向していく意識的な介在から、配備される愛とは配下に下るだけの意味に空白を与え、空間的なものに適応するためだけの存在として協調性を保ち、理路整然と生きるのだと、妥当に調和を求める意味こそ乗り越えるべきであるし、用いられる普遍性とは、誰が生み出し、誰がために保たれる協調なのかを考えずに、あたかも考えているかのように示すことに閉め出される以前に、自ら考えるとは、答えを乗り越えるべきであるし、その場での超越を執り行わずに、振り回される意味に確かなものすら無く、構築されるものなどは、魯鈍なものや、複製されるだけの真偽や、進行する意識に最たる意味すら複雑なものに変わり、あわされる意味も、あいまいな差異に愚鈍で不当なものを重ね、懐疑的に至る先々で、この命とは、意味にリミットを用い、用いられる言葉に騙される間の傀儡として、あるいは、機械として大量生産される意識や、大概の意味に退廃していくだけの物事に拘置され、広義に解釈できずに、狭い識見に止まり、自らの意志を遮る。