昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

逍遙する思い

じゃれ合う鳥たち、顔とリンクする音。意識は、どこにだって、なんにだって分け隔てなく届く。なにもないからといって、悲しむことも、憎むこともなく、不自由に嘆かず、健気に日々を渡る。想像とは違うものになって、いっさいは離れつつある。離れつつあるものが、会話を忘れ、陰惨な意味に関わり、乖離する動機や、森羅万象に潜り込み回転する意思がやがて、切なる思いに重なり、関わる理由に隷属し、課せる意味合いから解脱し、精神性や、宗教的な周囲や、因習に長ける動機が増幅し、精錬される先々に分裂し、文明的な会話や、関連性に基づき麻痺していく思念が捏造され、集約する原理や理想を競うよりも、要理に基づき、うやむやにする意味から離脱し、流転するままにつれづれ続く実情から流れる赤い血がドクドクと流れ、ドグマを汚し、不眠的な意思が目をぎらつかせ、弛む空間や、ゆだねる意思が形式を飛び越え、超越する先に悶える形式や、言語を飛び越え、愛し合う軌跡から、形式は、やがて支配的なものに変わり、マニュアル化しては、貸し付けられる怒りが意志からはみ出し、はびこる意識が、ビジネスライクなものを携え、欲と結ばれ、強要される婚姻へと迫り、寂寞に住まいを移し、競合する先に律動していく音が木霊し、攪拌される愛が景色を飛び越え、虜にされる思いが、ロジカルなものに変わり、悔悟や、改善される思いに憐憫を携え、苛む思いが超克を目指し、ねざす思いが、殺伐とした思いが住まいを求め、または、愛を探す行為から、基づく愛などは、愛に至らず、ただ悪戯に吐き出す悪意に支配され、感情の赴くままに至らず、陥穽を生み出し、対立する関係から、還元される間に基づく悲劇が激動を携え、怠慢な思いを吐き出す。些細な怠惰が、貪婪なままに垂涎し、退廃的な思いが覚醒し、欺瞞を生み出す。再会を目指し、高揚する観念が懐疑を飛び越え、複製される真理が、信用を得るよりも、自らに近づき、与えられる距離に反し、省かれる思いが怯懦なものに変わり、愛される奇跡に絡め取る前衛的な欲望から乖離し、管理下に置かれた余韻から逸脱し、訝る思いから跳躍し、余韻から生み出す歪みや、勇躍する奇跡から超越していくイメージに指定されるギミックを組み替える。わびしいものが語る儚い歌声が交錯する。差別化されるしゃべり口が泡となり、神経を逆撫でするだけに唾棄する行為が、純然たるものを携え、整合される隙間にささやかな動機を預け、あらゆる形式から飛び立ち、自由に従属せずに、自らの意思に帰り着き、頼りない記憶から跳躍し、すべての論理を汲み取り、省かれる意味を漁るだけの権威に牽引される力に張り替えるものから、抑止され、さえぎられる精神を解放すべき闘争だけが、純真無垢な革命を生み出し、簡易なものに疎外されずに、自らの意思に帰り着き、戒律を持たずに、自らの理想に導かれ、正しさを用い、何かを虐げ抑圧する以前に迫る全容に有する価値観に迫るカタストロフや、管理下に置かれ、抑え込まれる意味にこみ上げる自らの意思がひるがえす世界に成立する名前に関さず、配される愛に昏倒し、投影される物事に反し、配役を決められ、意味にとどまる機械的な行為に基づく悲劇から懊悩が生まれ、耽溺する苦しみに迫る喜びを徘徊するマゾヒストや、苦悩を保持し、林立する思いの肌に触れ、容易なものにとどまり、ドメスティックな思いを携え、支配的な動機に行為を巻き込み、こじつける意味に極まり、均等なものを失い、いびつな現用に拘泥する自然性の檻に閉じこもり、与え合う影響により苦しみ続ける意志から逸脱し、訝る言動を錯綜し、群像にとろけ、盗用される原理から、理解を含まずに支配的に迫る提要から、投影される物事が開示する理由などは、正しさをひけらかすばかりで、正しさの本質を見失い、ただ見下すだけに関係を結び、関与する間に貸与するものが、贋物や、相似するものを平気に生み出し、奪い取る事や、欲望の赴くままに従事する行為に肉薄するものが、摂理を叫び、惑溺する意識が対応を謳い、弊害を生み出し、迎え入れる形式から、一切は隔離され、確立されるものといえば、端的な憎悪であり、報復から、奪われた憎しみに疎外していく自己から隔離するだけの自我を生み出したフロイトの病であり、治らぬ形式に収納される思いが凡庸なものに均され、細微に至り浸るイメージから、関連する事業に連動する経済的な形骸から、腐肉を貪るハイエナから、異次元に絡まり、いたわる身体を攪拌する道理に迫るイメージ的な廃物を貪るゾンビたちや、約束を奪い、短絡的な要因に名付けられた痛みに連動する権威的なモジュールを壊すべく、健気な思いに帰り着き、自らに逸しては、さびれる思いに孕む御霊が恩義を謳い、弛む原理にズキズキと痛む悲恋が遊戯を続け、追憶に汎用される正義から抜け出し、逃避行を続け、拙い思いに反し、寛容に結ぶものだけが、確かな思いに折り返す。