昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

そのまま

星の隙間で踊り狂う
君の影は、
何故か空腹に汚れ、
澱んだ資本へと戒律を求め、
季語と悔悟にえぐられ、
めくるめく迫る衝動が、
今に誠の心が、
水面のノートに
生命の語源を描き、
さすらう意識は、
誰かの徳を求めるよりも、
今に不自由さを抱え、
痛みに耐えるよりも、
君が君である事の
バランスを保つ事よりも、
そのままである事。