昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。

記号化された夜が本質的なものを喪失し、その喪失感に耐えかねぬ君は、兼ね合い続けるものだけが、真実を語るのだ、という贋物の理想から、理性をそこない、そこかしこに生み出される憎悪を増幅させるほどに、腹心で煮えたぎる結末が悪魔に変わり、理想を謳うほどに、今とは、意味をそこない、何かを失うことだけが、正解のようにうそぶく、まる