昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。

夢のようなひとときなどは、夢の中で終わらせるべきであるし、延々と続く愛などは無く、カタルシスに至らずに、至らぬものを足しながら、非道な時折に折り返し、かかずらう一瞬に神経質そうに笑う無機質な君の影を追うよりも、応用されるだけの日々の王として君臨するよりも、何にもリンクせずに、自ら引火するような激しさ、よ。