昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

色褪せる

膀胱炎の痛みがシクシクと述懐する、虐げられた夜。健気なロジックは、散漫な路地でころがり、退嬰的なガールフレンドたちが敷衍させる記憶は、性的なものを除外するが故に、性的なものを孕むというカラクリから逃れられずに、かなしい連帯感などをコピペして、情報として流すような仕組みから、呪いとは生まれるのだと、魔女たちが受託する退廃的な予言から、加算される罪の重みにより、曲がる余韻などが、インタラクティブなものをもとめて、横にスライドされるような人生に、感染していくウィルスが蔓延し、私たちは利己的な故に、理知をもたずに、誰かの情報を借りて、偉そうにしているだけにもかかわらず、関わるほどに拘泥し、自らの意思を死に追いやることしかできないでいる。