昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

刷新される世界と新作の夜空

ティーンエイジャーは全員、電子機器なのであり、ナノテクノロジーの機械兵であり、ロボトミーの連中が吐き出すエクトプラズムや、蝋燭の火すら、混沌をうながす呪文のように思えるとうながす君の精神世界に生まれる新たなセクトや、空間に依存するだけの僕らは、枢要なものを捕食し、地位を得るような小さな存在に過ぎず、存在を感じるほどに、もっとも小さな存在として、あるいは感化されるほどに病へと加速するためだけに、生き長らえているかのように、ただ互換される日々に監査されるだけの、僕たちが切り開く未来へと飛翔し、勇躍し続ける先に見つける意味だけが、確かさを健気に拾い集めるのであり、理解を超えた何かや、やかましくつのる意味に卑近な例をかかげ、自らの優しさで持って、世界を書き換えるのであり、のらりくらりと、くたびれた予感を補完するような、悲観的な輩が対比する所以や、有する価値に軌跡を生み出し、絶えず生み出される境界線をかき消すために、誰かがうながす正しさや規律などは、世界を保つためでも、守るためでもなく、支配し、抑圧し、なにかに従順であることを示すための物であり続けるために、抑止すべく、すべてを騙すために用いられる理由から逃れられずに、与えられた義務により、事務的な意思だけをさずけ、惰性に導かれる意味の中で補完されるものに換算され、意思を価値として、または意思を徹底して破壊するためだけに、提示されるものに磔にされ、借り物の身体を崩壊させるために、提示される悪を捻じ曲げ、正義を徹底的につらぬくために、悪を歪ませ続けることが、理性的なものだ、などと持ち上げられ、枢要な価値であり、崇拝すべき正義なのだと謳われていく。あらゆる偏見は、豊かな恋路の邪魔をする小石にも満たず、つまずくことすら、不潔に感じるだけの、偏執した意思などに、位置的に行方をくらまし、空疎な自分を飛び越えることもできずに、確かな愛に近づくこともできず、ただ短絡的な愛に縁取られ、記憶に枷を嵌め、世界を狭めるだけにいたるような価値におざなりになり、記憶を塗り替えることもできずに、すべてに億劫になり、憶測だけでしか判断できないようなもので、誰かを破壊し、それが価値に変わり、誰かにぬくもりを与えるのだと騙るような、独善的な商法に反し、ただ与えられたものなどは、今をがんじがらめにするだけであり、なんの正しさを孕まずに、正しいのだと押し付けられたものを、あたかも正しいもののように信じ込まされているだけである。