昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

あらゆる希望をムシャムシャと食べる君

ことごとくが信用できないから、と消え行く意識をまさぐる怠惰な風、はなから信用すらしていないから、と能動的に孕む儀式がすべてを飲み込み、すべてを理解し切ったと勘違いした末には、調和することもなく、言葉を魯鈍なものに書き換えては、機械的なまやかしや、やつれていく景色が与える廃れた形式などに引き摺られては、短絡的な動機や道理に引き込まれ、慢性的な痛みに取り憑かれ、耽溺する間に浪費される信念や、捻出されていく意味などが運ぶものの奴隷として、意識的な懐かしさに統合されている、と謳うような奴隷というものに依然として依存することでしか、奴隷であることすら感じられない連中の批判的な道具として生きたくもないし、偶像の軋轢に妨げられ、乱立する憎しみに引き摺り込まれ、同化することでしか、自らを認識できずに、そのようなことごとくが生み出す憎しみに寄りかかることで、生きていることを無理矢理に再認識するための、倫理観を安易に吐き出す意識的な汚穢に澱むすべてに取り込まれる前に、まがまがしい頭が規律を捨て、熱病に苦しむ間に配膳される理由がすがるものが全体主義に陥らないように、退屈で怠惰な日々を切り裂き、泡沫の自由などに理性を損なうためになじるだけの今に飛沫し、似たような憎しみを感染させる。何かを犠牲にしたからといって、何かの犠牲になったようなあいまいな存在が孕む理由が流動し、同化していくだけに至るまでの軌跡を走り回り、見せ物のような日々から解き放たれる。死ぬことも生きることも否定した間に、真の自由は撹拌され、まどろむ一瞬が浪費していく刹那を食べ尽くし、真の理由を手にしては、事実の解明に至るまでの軌跡を渡り、猥雑な理由が想起させる散漫な需要などを超越し、隠逸していく真実を跳躍し、活路を見出しては、自らが生み出すものが安寧を築く。

真実に蠢く鬼

自由な害獣の中へ、冷めた闇を食べるゴヤ、多角的な夜空にただようレイシズムが、星の命を終わらせるための怠惰な物語が加速して、未だ宇宙をひろげさせるための戦争が絶え間なく続き、つたない栄養を補足させては、姑息な場面が延々とつらなり、あたかも生きているかのように見せるためのモニターのブルーライトにより疲れた目がギラギラし、侵食していく苦悩を引きずる過程が、芋づる式に騙すような詐欺紛いの計算式が執り行われ、乱立する風景が見えにくくなるまで、混ざり合う風景を切り取る律儀な彼らの世界を決して愛せない故に、誰も助けには来ないけど口笛をふいてごまかし、うさんくさいストーリーテラーを蹴飛ばして、我が道を進む。惨めな地球の中で、いちばん怠惰な思い出を枷にして、娶るべき思いがつつがなく続いて、幼気な思いを波及させては、延々と貫く思いが香ばしくなり、塞ぎ込んだ君の冷たい身体に与えるぬくもりのような文字の日差しが、そこまで届いて、いたずらな動機が野放しにされて、些細な動機がばらまかれ、連帯感がありや曖昧な道理が輪廻転生を繰り返し、過負荷により爆砕した物資の汚穢が降り注ぐ日常に対して、どう反応すれば、倍々になった力により繁栄した利己的な世界の末期的な症状を手当し、あいまいな気概の朗誦ばかりを続ける夏のセミに責任転嫁する真理に基づくエゴを迎合しているだけのネットワークにより爛々とした都市がブラックホールに吸い込まれ、物資的な終わりにより、物質からの解放に至り、崩壊する先々でドラスティックな老後を過ごすために犠牲にした人生が制限なんかを生んで、一過性の地獄なんかを謳っては、チートを使い、治外法権の中で崩壊する世界とは、違う視点からすれば、それは解放へと向かう一歩ではないのか、と簡単に操作されないように、際限なく汲み取られるミネラルを補給して、この退廃的な夏に取り残されないように、このマスクの裏側で繁栄するウイルスたちを消毒するような希望を口からうそぶく。

世の汗

食べ過ぎで消化不良の胃の中を泳ぐ魚、適齢期を過ぎたら覚醒した人々が猛威を振るう屈辱の朝、境目すらないのが、子供の特権であり、権利を謳い、原理を見失うのが大人である、と情報的な利便性により、鞭毛を失い、鈍感であることを正義だ、と騙る連中が振り回す倫理観により快楽に至るような自慰的なまやかしにより、機械的カタルシスに至るまでの距離には、父親的な権威を牽引したフロイトは消え去り、人は狂うべく狂い、狂った演技をし、自らを誤魔化し、君と同じだよ、と嘯きながら、たよりなくつかさどる幼稚な考えが還元するものに引き摺られては、利己的な考えが蝕む容易な結末に敷衍していく一切が孕む幼稚な意味に引き込まれていくほどに、精神は混濁し、魂胆を忘れて、諦観するだけに至るまでの間にアイロニーが敷衍し、生活感を忘れるための逃避行を続けては、つたない今を貪り食うためだけに、躊躇わずに裏切るあたりから、原理はまやかしに変わり、意味は過信を生み、慢心に浸る君が見繕う猥雑な罪を確認するためだけに、すがるだけの忌々しい概念を破棄し、何が正しいのかをもう一度確認する。大きな力により偏頭痛を抱え、身体を引きずりながらも、ながらくのずれに耐えてきたプレートの反動により、起こる磁力が自律神経をねじ曲げ、厳選されるための絶え間ない痛みに耐え、怠惰な身体を傍観する。可視化されたものが迫り、最たる意味を紡ぐ痛々しい今に起算されるものが改ざんする理由が流動し、動機を混濁させ、根幹を腐らせ、崩れ去るあたりから、際限なく生まれる苦しみに似たものがねたましく迫り、監視し合うだけのしあわせから、取り上げられたよろこびに移行し、捨てられた感情が過剰に摂取した快楽の傀儡に至るまでの虚偽やらが浸透し、死に追いやられる前に、君を救う虫取り網が迫り、狭い価値から引き摺り出し、与えられた答えに怯えるよりも、自らが生み出した答えを愛せるように、と伝えるために生き長らえて来たの、だ。

傘もささずに歩く君

ぷくぷくとした手がつむぐ未来、虚な目をした彼女の思考回路をいじる大人の手、すべての契約の蕊にむくんだ顔した過去の君のコケティッシュな固形物、ぶつかる振動がねたましく思念を傷つけ、倦怠感をあらわにしたろくでもない私と、卑下することにより、より現実味が増すような感染に怯える世界から逸脱して、路上でロジカルなエモーションを吐き出す歪んだ思想によりがんじからめになる君のいびつな理想に帰巣するための答え合わせが体系化させる物事の中で重複し、受理されるものが退屈を生み出すし、今に背きくつがえすものが、延々と浪費するものが論難なんかを持ち出して、怠惰な理想を語るようなあいだに、事実とはあいまいになるし、そこで不躾に生み出されたものが崇められるほどに、意味とは怪物に変わり、歪な真実を突きつけては、傷つくことを恐れてばかりの私や君や、勝手気ままな欺瞞により、不満足を解消するような甲斐性がなく、生産性もない、と嘯くような連中が示唆する支配的な言葉により押さえつけられているようでは、なんの真実は見つけられず、取り繕う意味や、異質なものが崇める理想なんかに駆逐されるだけに至り、異物感を抱えては、体裁なんかを保つために、ためらわずに裏切るような奴らが徘徊する破壊的な情報に譲歩するほどに、自らを捕縄し、身動きを取られなくするような値がすり替える見すぼらしい意味にしいたげられ、今に従うしかなくなるような視界不良な日々に淘汰され、到達するということは、愚かなことであるかのように語られるあいだには、なんの真実すら見つけられずに、今に消え去るだけに至る。

捥げた翼

 ろくでもないことを継続させるための契約なんかが付きまとう退屈な午後、互換性の先では、交換されるための曖昧な効果を謳い、情報弱者を騙すようなあいだから、須要なものなどはほとんど生まれず、貧相で幼稚な関連性に征服され、そこで複製されるだけの品位なんかが今に付きまとい、つぎはぎの理由なんかを着込んでは、似合わない価値をチクチクとぬい合わせては、上から何枚も羽織り、今に誤魔化す格好のあいだからは、不平不満や憎悪なんかが絶えずあふれ、体系化した模様が行き先を暗くするし、肉薄するほどに迫害される幼稚な管理下に置かれて、支離滅裂な優劣や差別により、むしり取られる尊厳や税、あるいは紙幣的なモラルや、貨幣的な家畜として、適齢期や手切金なんかで麻痺した神経により、動かなくなった身体と精神が歪んだ価値をカタストロフに追いやるための醜いこじつけにより、時系列はバラバラになり、はばかり、阻められたあたりから、はめられたんだ、と叫ぶ幼児退行を繰り返し、母体回帰に至るような異常な精神が孕んだ世紀が、父親的な権力を恨むあいまにも、あいまいな欺瞞が加速し、修繕不可能になってしまった愛は、とことん互いを憎み毛嫌いすることにより、愛してしまった誤りを正すために増していく憎悪に加担し、深い愛ゆえに不快に感じてしまうような同化により、より互いを憎むべく、似たような部分を否定してまで、再認識する愛の配下にへりくだり、這いつくばる精神の赤子が、ハイハイで進む先には、光り輝くゴールが存在しているとか、荘厳な結末により、より良いものが絶えず生み出されるんだ、という幻想に閉じ込められ、永遠に制限を加えられ、逃げられない苦しみを、全人類が自分のように感じるへきだ、という歪んだ精神は、改善不可能であるし、自分がどうしようが、自らのルサンチマンを打ち倒し、自らを超越しないかぎりは、自らの内に閉じこもり、自らを中心として、自らの外を恨んでばかりいる。

夏の子供

 夏の刺激に幽閉された蝉の幼虫、悲劇的なものを演じているだけの彼女たちの律儀な血、大脳皮質に射す夕焼けのオレンジ、雑音にうなだれる茶トラのとなりで織る時間の糸、あらゆる時間の矢を打ち返す物理学的なものを崩壊させる試み、布団のバンズに挟まれてハンバーガーみたいに眠る君の寝顔にこそ世界平和はあふれているから、退屈な思想や、体系化された理想なんていらないし、もしかしたら、平和なんて言葉もいらない。

 こけて血だらけのOL、そこらじゅうに散らばる夢、歩く足並みはスタッカートで、声を荒げる駅前の感情や、過剰摂取した現実により狂う彼らの曇ったメガネは、はずせないマスクゆえに憂いは倍増するし、感染者は増える一方やし、大人はDai Youngって叫んでるし、走る思いがスケボーに乗って走り去るハードコアな日々の迷い、一日中吐き散らした彼女の憂鬱を超越した途端に躁状態に至り、受胎告知を終えた別れた彼女の記憶を重複した先には、しあわせそうな家庭で遭難する私、甲殻類アレルギーやのに食べる海老カツの味が口内にひろがる間にも、宇宙は狡猾に広がり続けている、という忌々しさ、狐の嫁入りを平凡とながめる夕暮れ、紅蓮の太陽がドクドクと唸りを上げて、一日の終わりを呪うあたりからバグる世界、歯に止まる白ゴマ、抜いてない親知らずから敷衍していく暗黒物質、老いた犬、絨毯にこぼれた烏龍茶、しびれた足と大脳が結婚して、フレキシブルなものがあふれて風呂が沸くような世界を迎合したくて、生きているフリをしてるし、理不尽を受け入れているような演技を続けているし、買ったばかりの靴の踵を踏んでるし、涙腺なんて枯れ果てたし、支配されていることには一向に慣れないから、ジーパンの膝を破って、シワだらけの膝を露呈させては、卑下しているばかりの空疎なコメント欄を燃やして、一切は霧となり、まやかしはすべて消える。

 不純物でいっぱいの水を飲んで目を覚ましいくファシストたちの道理に跪くのが、人間の心理をいじくりまわし、いじらしく悶える真実も、真理を見失い、途端に不死身になる孤独たちが、全体主義に移行し、独裁者の出現をよろこぶころには、事実は今に沈み込み、時代のはざまに消えゆくのみだ、と惚れた腫れたでは飯は食えぬ、と陥れるためにうそぶき、付きまとう君の異物感の滑りを良くするための雨が降り続ける。

不潔な基礎

理想的な子供たちがニセモノな笑顔を咲き乱れさせ、嗄声でいざなう幼稚な管理へと移行させ、些細な出来事に加速する価値観などが、安易な結末の繭の中で訓育され、歴史の過ちや、民族間の恨みつらみを未だに吐き出すだけの差別的な機関として、あるいは裁くだけの、罪により堕落した法の番人たちは、己が罪により白痴に陥り、徒な消費により独裁的な主観を育てさせる惰性な結末に結合され、あらゆる妨げの血族として、過剰な加湿の孤独な大人として、つんざくいのちがもがいて、赤裸々なままに受け取る物事が物憂げなままに願いを重ねるあいだに、あいまいになった思念は視界を失い、絶えず迫る喪失感のケダモノに利用され、理性を装置的なものにより左右され、化学兵器的なレイシズムのひとつの爆弾として利用されるだけの、絶え間ない怠慢の道楽により、悪趣味な理想を企て、何かを否定し、批判することにより増していく快楽の奴隷と化する。私はといえば、大切なものを体制側になんか明け渡したりはしないで、従っているフリをしたり、あらゆることに無関心を装い、喉元を狙うために虎視眈々と狙いを定めたりしたりして、支配的なものが肥大化させる罪の海辺で寝そべり、日向ぼっこしながら、革新的なものにかき乱され、誰もが似たような意味に閉じ込められ、似たような使命感に遮られたりしながら、しなびた意味を幼稚なままに組み立てるための正確な計算式の橋をこえて、魯鈍なままに、どんな論難すら平気で無視して、誰もが正気ではないし、狂気的なものを抱えているからこそ、この人間というものは、分け隔てなく、平気で笑い飛ばすこともできるのだ、と。