昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

歩幅

酩酊する天使が出迎える春、トランス状態のシャーマンが促す森羅万象に備わる、エモーショナルな結末、想念を舐る顛末や、証言台に立つ悪魔や、ケミカルな遊具で遊ぶ孤独な子供たちが促す童話、虚勢された動物たちの永遠性に絡まる束の間の愛や、因縁や、約束を突き破る超新星爆発や、有する観念により、捩れる関係性や、粛正の雨、委ねる思い出や、貞潔な手当、ロジカルな休日や、そぐわぬ君との交わりや、草原で眠る疾しい過去や、ここでのカオスや、正解も、汚穢に塗れているし、くたばるだけの、意味に一巡する動機や、憎しみに擦り寄る言葉の保管場所から、選りすぐる答えや、すべての拙さに備わる相関図や、陰湿な理、犠牲的で、幼稚な策略や、痩せた面影に統合される追憶や、美しい夜の質感、あらゆる弊害の温度、偶然の硬度や予感、刹那に嘆じる思いに備わる夏のもどかしさや、ささやかな幸せすら奪う権利や権力、原始的な生活の最中、採算を合わせるために、拘束される人々や、備蓄した苦悩や、窮屈な多幸感、能動的な端数や、短所を駆逐する戦闘機や、遅れていく思い、拒絶され続ける日々や、別れ際に迫る悲しみの余波を受け取る君の詩的な猶予、憂鬱に集まるクリーチャーや、覆い尽くす空虚感や、無言の中を駆け巡る道理や、理屈ばかりを捏ねる人々が拘泥する答えに備わる情事は、デリカシーもないから、人の間に割って入り込み、自分だけは、正解のような顔をして、世界を貶してばかりいる。f:id:jibmfmm:20240429064107j:image

消去

いくつもの尺度が折り重なり、今に不自由を与える。戦火の中でも、裁きを謳うような輩が求める価値なんかに、すり寄るだけの、惰性な奴らのファシズムに引き摺られ、悲観するだけに至るような、私たちの釈明なんかを、聞いたりする暇もなくて、ままならぬままに、今に排除されて、保とうとすればするほどに、互い違いになり、知識なんかをひけらかすような奴らの支配になんか、従いたくもないと、横暴な私利私欲を加速させては、今に抵抗を加え、服従なんてしないために、躊躇わずに、立ち向かうレジスタンス、時間からの支配を終えるために、時間というものを放棄して、感覚だけで保とうとするような狂気からの奔走や、重要なものすら、今に欠けていくものばかりだねと、退嬰的な人々の焦燥感に巻き込まれていくだけの、流され易い人たちの欠如や、切実と迫る凡庸な価値のようなまやかしからの脱出を企て、くたばるだけの日常に接続される夢や誇りの様相、信用を謳う君たちのアイロニーが、涅槃なんかを生み出して、感覚にまつわるものが、物語を、画期的なものに変化させ、今に枷を外し、途端に現れるものを、確かに愛する他に、方法すらも無くなった間からは、不平不満や、不屈なものや、不滅なものに交わるものが、純粋に今を超越し、今の優しさが簡単に入り込んでくる心を保ちたいものだねと、強請るだけの愛からは、逃げ出し、願いが届く、滞りなく与えられたものが反響し、今に影響を与え、隅々まで染み渡るものが、今に往復を繰り返して、確かさを枷になんかしないで、今に訪れる罪により、チグハグになんかならないで、今に与えられ続けるものが、今にも伝わり、確かさを盾にして、誰かを陥れるための答えからは、超越する。f:id:jibmfmm:20240428055427j:image

羽ばたく

儚さを持って、破砕していく精神たち、奪われたり、無くしたり、たまには、憎んだりもして、孕む意味は、未だに孤独なものであるが、信じ貫く意思は純粋で、利己的な肯定感の中、囀る思いが、真理なんかを携えては、誂えた罪により発光する虫たちや、子孫を残すための戦争や、あらゆる情報の煽動が、デリカシーもなく近付いては、君が見出したものを批判したり、今に疲憊する精神は、理解なんかを、安易に求めては、ひとりよがりな答えにとどまり、あらゆる意味を懶惰な生活で、短絡的に利用する価値がすり替える答えなんかを、簡単に崇めては、誰かに利用されてばかりいるし、誰かを馬鹿にしたり、良い雰囲気を台無しにしたり、そこに、確かにあった愛ですら、瞬時にまぼろしになってしまうし、戸惑うほどに、まどろみ苦しむ君の機械的な規範や、もっともっと、と求めるほどに、何かを盾にしたり、言い訳ばかりを繰り返したりと、足りない足りない、もっと欲しいと、保身に走るばかりの馬鹿げた世界や社会が生み出す戦争の音や、ガス室に送られる動植物や、到達する前に散っていった魂や、落伍者たちの群れ、報いが何だのと、うそぶく連中が打ち込む弛緩剤、物事の優劣の中を彷徨う幽霊たちや、数多の欠如の最中を泳ぐ空間的な生業、正気すらも失って、摩耗していくだけの、不自然な値や、証拠すらも損ない、誰かが謳う行いなんかに加担しては、恒常的な憎しみの中での差異や排斥や災厄や、痩せた街路樹にかかった、朽ちた電飾や、寛容さを捕食するハイエナたちや、改善することもなく、横暴な価値や、まやかしにより、曖昧になっていく正義や、犠牲的なモラルが、次なる神を、継ぎ接ぎで作り出し、現行のものを破壊し、はびこる悪意の中で重複するものが、服従なんかを謳い、今に奪い合うだけの、幼稚な策略により、迫害されていく曖昧な世界の中で、捩れていく思い出。f:id:jibmfmm:20240427052438j:image

形跡

悄然とした詩の最中を歩く、太陽の尊さも、滔々とした思い出の中では、絵に描いたようだねと、嘯く少年の狂気を鞄に詰めて、メタファーがなんだと、うるさく付きまとう記念日や、痩せた感情に餌をあげる飼育員たちや、素朴な感じにこそ、鈍色の悪意が見え隠れすると、グノーシス主義的な呪詛を促すカルメラ色した髪を振り回す少女、中性子星で眠る、束になった思いを迫り上がる夏の午後、水爆により、被害を受けた近隣諸国、憔悴するインディアンたちのカタトニーを治すために、現れた精神科医たちの亡霊、行方不明の子どもたちの系譜や、複製される面影の直訴、あらゆる定理を破壊する権利を売り捌く裏取引や、制限を駆逐し、持たざる者として、世を切開する医師のように生きていたいと、切に願う君たちのパフォーマンスを落とすために、嘘を植え付けるネットワーク上のアノニマスたち、あらゆる後悔により、痩せ細った母たちが縋る宗教の本質を、解き明かすために、学者になった者たちの革命、挫折した観念たちが彷徨う論理的な墓場、さもしい現実をクリックして、即座に、快楽物質を促す脳内での確約されたものにすら、飽き飽きしたし、支配されるのなんて、うんざりするし、拙い毎日を、何となくでしか、生きられないし、生かされている云々なんてものを、押し付けられても困るし、生きようが、生きていなかろうが、何ら、変わりなんてなく、関わるほどに、わずらわしくなるし、屈折してばかりいるし、徒に日々は過ぎ去るだけだし、惰性で導かれている人ばかりで、驚いてもいるんだ。f:id:jibmfmm:20240426050512j:image

不滅

いかつい召物の姫君、詐欺師たちが徘徊する弛んだ街の瑣末なハーモニーにより、半狂乱している市民たちの、絶え間ない諍いのコードにより、エンドルフィンが、延々と流れ続ける安易な身体も硬直して、答え合わせや、大義なんかが犇く憂鬱な傀儡たち、治外法権の最中を重複する罪のようなものを着込んでは、大それたことを、ミュージカル風に伝える君たちの幸せのようなものも、薄気味悪いし、災いを引き起こすだけの、惰性な契約が齎す生産的なまやかしや、曖昧な理論を構築しては、分かりにくくするための哲学的な狂騒に入り込む背徳感をゲーム化し、バーチャルな世界で、事実として吸い込み、排斥するためだけの、便利な器として生きる使い捨ての先行きを案じるだけの、怯えているだけの幼児退行的な大泣きにより、カタルシスに至るまでの、恒常的な苦しみのようなものを吐瀉し、何かに依存し、何かを買い被るほどに増して行くアレルギー反応に苦しみながら、本質すらもわからなくなってしまい、今に支配されてしまうだけの末路により、毎日の気だるさが加速してしまうのだ、と言い放つ君の懐かしさに加算されていく喜びのようなものを、刷新するような輩が蠢き続ける論理的な逃避行から、紐理論を語り続ける物理学者や、平行する意識を残虐に狩る狼たちの神経や、支配的な感情に絡まれていくだけの、無抵抗な君の涅槃をデータ化し、過信してばかりいる日常の時速を計測して、そのデータを暗号化して、秘密裏に交わされる約束により、増えていく金や、有する価値や、皮肉や安易な結末や、空腹や空席の数が合わないと、嘆く私のささやかな幸せすら破壊するレーザー光線、ビビットな反逆者、悪趣味な令状には飽き飽きしたから、与えられたものを蹴散らしては、自らの意思だけで、今を刷新する。f:id:jibmfmm:20240425041135j:image

自由

サイバーパンクな朝を描き続けるバスキアと地獄、縞模様の雲が笑いかける午後、水頭症の花が咲き乱れるベランダ、垂涎し続ける家畜たちもアンドロイドで、自堕落な昨日を捕食する模範的な夜を走り回る鹿たちの群れ、修復不可能な二人の間から生えるブナの木、山羊が眠るふかふかのカーペットにめり込む重い頭を上げ、倦怠感が苛む人工楽園での構図を書き上げるボードレールの脳内に住む妖精たち、痺れた右腕からは、画期的なアイディアがあふれ、敷衍していく意識から生まれたグノーシス主義や、痩せた感情論から生まれた、チグハグな今、シリアルキラーをナンバリングして保管している神たちの慟哭、修羅を歩く臨月の少女、マスメディアが吐き出す憧憬により、昏倒していく意識を遺棄する動機、朝食によりカタルシスに至る天使たちとの邂逅や、倫理観を駆逐するジャバウォックの手、意味に陶酔するだけの、幼稚な原理に軋む世界や、迎合されるだけの、怠惰な意味を貪る餓鬼たちの腹や、化石燃料で動く太腿や脹脛、ナバホ族の刺青をいれた少女の額から溢れる原理的な入力、人の顔した馬の怪物に乗り、理性なんてない世界から超越して、度重なる苦悩を吐き出す、革命的な汚穢の最中、亜空間から現れた笑い声や、そこかしこで、統合されていく私たちの最後、食い込む値や、曖昧な理想、理由を損なうだけの毎日で、信じるべきことなど、ほとんどなくて、貪婪な奴らが示す差異など、信じられないし、改善されないことばかりであるし、回転していく意識が、犠牲的な伴侶を引き連れ、哀惜に震える車内、ジャミングされる脳内、制限を生み出される忌々しい現在、説明書の中で行われる戦争や、事実を捻じ曲げるだけの正解、通勤時間の憂鬱を捕食して大きくなった怪獣たちが、徘徊する原野、粛清する幼稚なファシズムを蹴散らす、新たな血。f:id:jibmfmm:20240424043110j:image

欠如

不幸を食べて大きくなる豚や、毎日の寂寞が孕む、健気な休日に溜まる汚穢、カタルシスに至るために、与える苦痛なんかでしか、脳内は、満足しないし、縛られるだけの日々の期待値や、幼気な衝動を加工しては、陰惨な日々に、愛情のようなもの吐き出し、悪意を捏造するだけの、堕落した俯瞰から現れる狂気を、俯瞰から眺める乖離した自分や、痩せた感情すらも、すり減らしながら、機械的な日常に現れる原理や、原始的な焦熱や、喪失感に現れる障壁や弊害や、象形文字をなぞり、過去には、何があったかを確認するための情事や、常用する思い出の波形や、経過していくほどに、現れる虚しさから離脱し、悲観的な観点から、現れた憎しみのコード化により、ネットワークにばら撒かれた日常的な憎悪が奔走し、滅びを強請る野良猫たちの喉鳴らし、走馬灯を飛び回る蜻蛉たちや、自律神経を乱れさせる梟、害獣たちが走り回る脳幹、正義を謳う奴らのシュプレヒコールや、修正液の雨、証言台に立つウサギや、恋情が育む模倣的になる二人や、切除すべき腫瘍、逍遥を繰り返す不眠的な君や、規制されるだけの真実を蛇行運転するアウトローたち、寂れた理念を掲げ、限界を感じてばかりいる忌々しい現実との別れや、退廃的なものを切除する医師たちや、体裁のためだけに、抑圧された子供たちの反発により、加速していく現実との乖離により、理解することをせずに、愛されたいと強請るだけのモンスターを生み出し、そのモンスターにより、自らの世界が、踏み躙られていくのを、傍観することでしか、自らの存在意義を確認できないような、自分勝手自己愛に溺れた奴らの終末論なんかを瞬時に翻していく。f:id:jibmfmm:20240423045333j:image