昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-07-27から1日間の記事一覧

担うべき明日

銀河の擦れ合う音が木霊する。黙礼を続けるニヒリストたちや、慧眼を捨て、道楽へとひた走る偶像崇拝の者どもが至福や、公益を捨て、鈍麻な感情に愚鈍な幸福を綴るだけの意識的な敗残者や、もくろむだけに修復されない痛みに悲観し続けるレイシストや、煤け…

同じ量の愛

論理から飛躍できぬから、ペシミズムに捕まる。あらゆる道理から飛躍できぬから、意味を掴まえられずに、捉えた意味を歪曲させ、自らに沈み込む。掏り替えられた互いが、互いを拘束し、そこにある論理にとどまり、自らに課せる論難に倒錯し、自らを見失う。…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 敵愾心を用い、何かに対立するだけでは、物事がねじ曲がり、何が正しいかすらも見出せずに、今に希望を持たずに、膨脹する欲望だけが、横這いになり、求めるほどに、並行していき、行き交う意思と混ざり合い、折り合いもつかずに…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 掲揚され、崇拝されるだけの思いが蛇行し、整然とした思いが性善説や、性悪説を用い、うたわれる原理や、綸言や価値観などが、現在を屠り、降りかかる意味という刃が突き刺さり、たれながれる血で書かれたものにより、自らが昏倒…

軌跡

あらがう君の背中を押すような 言葉の現れに 貧相な意味すら無く、 ただ頼り無くもだえる君が しだく思いが反響し、 その孤独に貧する 過去には何も無く、 ただ現れる今に 忌む事すら無く、 とこしえに消え入る 真実の瞬間を求め、 刹那を手繰る君の 意思だ…