昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-12-05から1日間の記事一覧

捕縛

孤独に横溢するものが、精神性に氾濫し、未熟な観念に瀰漫する苦しみを敷衍させ、延々と反復する意思的な汚穢から、汚濁を自ら生み出すだけに死をも超克できずに、腐乱していく思念に捻出されるものが、深淵へと嵌まり込み、混沌へと移行していき、用いられ…

悲しみを超えた先

悲歎に暮れ、孤独にうずくまる人のぬくもりを知らぬ身体よ。意味も深まる季節に捕まるだけの今に司る原理なんてものは、今に意味を持たせるだけに至らず、体系的なものにからまり、君を生き物として空回りさせるであろうし、その場でくり返す苦しみを超えて…

よろこび

指図に反する愛は、 サイズの違うものも相知り、 利用する以前に、 利己的な支配が迫る 狭い価値に用いられる 他者を介した世界などを 信仰せずに、 新たなものを受け入れる寛容さを 謳いながら、 自らを内外に疎外させるような 苦しみの住まいを作るよりも…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 悪巧みを終え、軽々と飛び越え、得たものも、すぐさま不必要になり、ほとんどは不潔で、愚鈍なものではあるが、愛してみる価値はあるなどと、価値をあてこするほどに、理由とは、貪婪な意思をかかげ、自らを卑賎なものに変える、…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 こじれる思いが、時間から抜け出し、ひねくれる今に期待感を孕ませ、簡易なもので示される愛から締め出され、何かに依存し、存在を誇張させるような、空疎な還元から、勘違いを生み、代価を払ってまで、自らを放棄するような輩が…