昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

よろこび

指図に反する愛は、
サイズの違うものも相知り、
利用する以前に、
利己的な支配が迫る
狭い価値に用いられる
他者を介した世界などを
信仰せずに、
新たなものを受け入れる寛容さを
謳いながら、
自らを内外に疎外させるような
苦しみの住まいを作るよりも、
犠牲的に凌ぐ値から、
あいまいな苦悩を生み出し、
今に補填される苦しみを、
快感原則的に屈従する窮屈さを
用いる以前の純粋さに帰結する
よろこびを。