昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-10-14から1日間の記事一覧

相似

誰かがうながす満足などは、何の役にも立たず、ただ今を鈍感なものに変え、示されるものに閉め出される意識は、惰性に何かをとがめ、とどめるだけにいたり、何かに浸るほどに、ここで悲観するだけに終え、関するほどにわざわいにむしばまれるのだ、と妥当に…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 改善されない現在に痛みも生まれるだろうし、踏まれても尚、立ち上がることの美しさを謳うよりも、そこで駆逐され、朽ち果てても尚、何度も生まれ変わることの正しさを示唆するよりも、そこで要理として幼稚に仕組まれたものを模…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 与えられた義務などは、徒に今を拘束し、自らに偏りを生み出し、寄りかかるものすべてを否定し、自らこそが、価値であるなど、と価値を用い、自らを誇示するために編み出された欺瞞である、まる

体から乖離するほどのよろこび

ほぼ夢の中でまどろんで、 何にも届かぬから、 求めることも不要で、 そこで基礎をうたい、 規則をほのめかし、 自らの平衡感覚を失うよりも、 納得するままに生きたい。

対抗

詐欺的なシンフォニーが心身を汚すのだ、と性善説をうながす信仰的な憂鬱を放つ現行から、はみだし、未収の現在にひろがる死臭や、淫蕩な軌跡がうながすものからエクソダスし、惰性にみちびかれる彼らが熱情する先天的な窮屈さに憚るだけの日常に備蓄される…