昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

曖昧な一致にふやける朝と傘

神にすらも祈らぬスラムの気配や、合併症を抱える幽遠に開ける動機が木霊し、ミンクの毛皮に囲われる孤独や、醜状に嘯くオウムたちも軌跡を排して、愛された時ばかりを伏せるだけに、昏倒していく意識は季節感を失い、退嬰的な死を迎えるだけの心象にはける動機が転倒しては、転向を繰り返し、傾倒していく意識に薄命な時を切り取り、曖昧な動機に膠着していくだけの論理が硬質を求め、認める言葉も、拘束されるだけに明け暮れる手紙の中で固執する論理に情緒を求め、静謐な面影が貨幣に変わり、高揚感を失い、裁かれる時を待つカラスや、肯定的な予言の彼方でかなわぬ動機に馳せる思いが問いかける時にドレスアップされる彼女の荷担すべき自由からの逃避や、エクソダスすべきバビロンから、抵抗論を掲げる私のメロディーやメーデーや、博愛主義を謳う衆愚からの統合や、曖昧なティータイムに拘束される原理から、固執していく執念に至らず、仏教的な境地で見つめる空も、ほどけるだけの雲を投棄しただけにしたたる雨も舌足らずのままにこころになびき、背反していく世が綺麗に見え、私は民衆の差異を施すだけに、乖離していく理解にも純然たる浪費が迫り、この価値にカタストロフ迫る時、ロストチャイルドたちは、恬淡に間引きする未来に孤独を売りさばき、単一で、軟弱な要理に響く観点から、宿命をたぎらせ、この永遠は、刃向かうだけに邪推しても尚、信じ抜くべき自らを見つけるからこそ、孤独も、固執せずに、単一な遊びに翻らず、品行を求めず、貧寒なままで、自らの自由を謳わず、錯綜したままに、閑散とした主体を翻し、古びた歌を歌いながら、環境に馳せる動機に酩酊しながら、新薬を投下するだけの奇っ怪で離人的な太陽が堕胎するような場面にけしかける動機も、転用されるだけの悪意に裂け、レジスタンスを掲げ、物事の提要に怜悧な意志を重ね、抵抗し続ける先々にコンテンツを打ち砕くほどの大量死や、能動死を迎えるような現況に課せる思いも、他人の言葉を借りるだけに至る痛みから、怠惰な血が流され、飢渇し、飢餓するだけに至らせる痛みに移行していく行為も、はぐくむべき状態に起因を残し、忌憚なくつんざく意志から、淫蕩にもだえるだけの季節や、うるさいだけの気質を遮断し、孤独に押し黙る事を覚えるべきであるし、そのままで物事の品行を求める限りに道理はリンクすべき時代に輪唱すべき神話を用い、誰をも騙すだけに至らせる空間や、うやむやな環境の中で監視下に置き、置き換えられる答えに思考停止させ、信仰を生み出すだけにダウナーな意志がはびこり、ネガティブな定理が、ペシミズムを生み、事務的な形容からはびこり生み出される子供たちが宦官に変わり、支配を歌い出す頃には孤独は根底を飢餓に追いやるだけに至り、陰湿な支配は、君を占領し、見料を取るだけに満たない金銭で汚い自由を謳う頃には、孤独は麻痺し、間引きされるだけの間柄に仲立ちしない関係から、観点は奪われ、視点はくらまされ、有形に潜む悪意から、密かにしみいる時間的な気配から、空間的になるものに定理を謳われ、次元的なものに吸い込まれる辺りから、限界を生むだけの定理に移送される真理は、精神を希薄にし、意志に因子を掲げ、移動する身体に重力を与え、その場に重量を加算させるだけに動けない身体は、動けないものだ、と認識する間に意味を失い、ただ統合され、問う事に反故だ、と嘯く頃には、根底に生み出される意味から、はみ出さぬから、その苦しみは破産を謳い、ただ運命を破壊するだけに至る痛みに投影される時代的な猶予も、悠揚に至らず、遊蕩を繰り返し、具現化するだけに定理は、定期的な定義に苦しみ、意志を持たぬから、その痛みは体現される意味に関わり、その苦しみの意味すら失い、何に苦しんで居るのか、と繰り返し求める行為自体に苦しんでいる事すら忘れ、ただ諦観し、傍観するだけに至らせる距離から、打ち出される答えに対抗すべき自身を持たぬから、用いるべき自分などを探し、なだれ込む悪意や、他者の無意味な答えにさまよい、惑わされるだけに至る欠如に気づく事こそが、すべてを超越し、凌駕する事であるし、嬉嬉として自分を迎え入れ、迎え撃つべきは、自身を惑わす自分であるし、自分にあらがう、自己を消費せずに、その場で昇華するまでに至らせる事にこそ、答えを超える君を生むのであるし、やがて価値は勝ち負けを打ち立て、ただその間で消費されるだけの関係に兼ね合い還元される事だけをあたかも正しい事のように打算し、突きつける正しさにより、突き抜ける事は、愚かなのだ、と嘯く間に完治しない苦悩は、ないがしろにした痛みを超え出ず、ただその場で抽出される痛みに隷属し、その場で冷酷な支配を受け入れるだけに受け売りな感情から、癒やしを求めるだけの卑しさに避難し、卑賤な価値に価値をなすりつける辺りから、利己的な者を生み出し、ただ支配の音がなびく事を壊す事を教え伝え続ける私こそを壊すように。