昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。

蝉蛻する悲しみがじとじとしながら、しなびた過去の襞に入り込み、混同する意識から乖離していく動機が混同していき、いい気分も均等な意味を失い、ないがしろにした主観に寂れた記憶などが入り交じるから、確かな現実も、その場で重みを増し、ただ背負うだけに気分も滅入るね、としばらくに消え去り、切っ先するどい意志で傷つける現在に突きつける意味すら君にすれば、軽いものか、まる