わたしの、はなしをしよう。
なにかを背負う意味すらいらず、なにもなくても、なくなるものばかりであるし、なんか適当に歩き回って、笑い飛ばす、まる
青い血を吸うヒル
雷が鳴って、恋は終わり、君はもう、誰かのもの。あるいは、物質的な猶予を捕食する、終わらせるためのモンスターとして、時代を詮索する、数多の悪魔との交信を続ける、堕落した小さな世界の独裁者として、何かをたもつため、守るためというのは、うわべだけで、すべてを摩耗させ、破壊し尽くすのだ。また色がない世界だと君は悠遠になびく風に瞬いて、永遠を超えて、破壊された後を傍観し続ける。
世界を弾くように描くんだ。黒々とした、モクモクした雲、乱立する風景は完治せずに、痛みを錯綜させ、終わりへと導く。君たちはしあわせになって、私は自らの首を絞める。だが、これほどまでに、美しいものはあるのか?私が考えるものこそが正しくて、この思いだけが不滅であるの、だ。
すこし、わたしのはなしをしよう。
わたしの、はなしをしよう。
攻撃的な鳥たちが鳴きよる、えらいうるさい朝、傘さしても無意味なほどの雨ぬれて、ピチャピチャ鳴る地面と会話します、まる
攻撃的な鳥たちが鳴きよる、えらいうるさい朝、傘さしても無意味なほどの雨ぬれて、ピチャピチャ鳴る地面と会話します、まる
すこし、わたしのはなしをしよう。
わたしの、はなしをしよう。
権力主義的な知恵の浪費を終えて、自らが生み出すものの力にだけ、反応するためだけに生きる、まる
権力主義的な知恵の浪費を終えて、自らが生み出すものの力にだけ、反応するためだけに生きる、まる
すこし、わたしのはなしをしよう。
数多の感情をふかしながら、帰路を断ち、端的で短命にあえで、粉末の未来や、端末を破壊する処理を終え、自らから飛び立つ。
すこし、わたしのはなしをしよう。
宿命も運命もなく、籠絡せずに、センチメンタルな時にすがらず、つたない意識に潜り込む影を越え、自らを克己する。