昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

青い血を吸うヒル

雷が鳴って、恋は終わり、君はもう、誰かのもの。あるいは、物質的な猶予を捕食する、終わらせるためのモンスターとして、時代を詮索する、数多の悪魔との交信を続ける、堕落した小さな世界の独裁者として、何かをたもつため、守るためというのは、うわべだけで、すべてを摩耗させ、破壊し尽くすのだ。また色がない世界だと君は悠遠になびく風に瞬いて、永遠を超えて、破壊された後を傍観し続ける。


世界を弾くように描くんだ。黒々とした、モクモクした雲、乱立する風景は完治せずに、痛みを錯綜させ、終わりへと導く。君たちはしあわせになって、私は自らの首を絞める。だが、これほどまでに、美しいものはあるのか?私が考えるものこそが正しくて、この思いだけが不滅であるの、だ。