昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-09-21から1日間の記事一覧

浮揚

君を呼ぶ声が、遠くで思いを忍ばせ、馳せる思いを昇華させ、ささやかなしあわせなどを流動させ、本質的にねじ曲がるだけに、対象を歪ませ、慢心へと誘い、漂う痛みへと散逸していくものが、風雅をたずさえ、鮮明な過去に酔いしれるだけの散漫な輩と対峙し、モ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 怠慢を用い、怠惰な理想を流動させるだけの流行から半端物ばかりが、判断を下し、誰かもわからぬからこそ、簡単に入り込む情報を取り外し、分断するだけの精神に指図を繰り返すだけの簡単な言葉に支配されずに、ただ視界良好に見…

質感

逃げだす感情は、帰る場所を失い、束縛されるか、自らの砂漠をさまよい、裁かれる日々を待つか、関係を持つほどに、もつれる現在に弛むだけの元凶として、今に補足されるだけの観念へと移行していく現実へと捕縛されるだけの還元から、軽減されない痛みへと…

乱れる

遠く故郷を思わせる 言葉をなぞる。 時々に潜む空腹に、 空輸されるものが、 次々と窮屈そうに遭難し、 軟弱な身体を説き伏せ、 正論を導くだけの、 退嬰的な静謐へと、 身ぐるみを剥がされた 他者を介した心に軋轢が施される。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 禁断の果実を食したあたりから、物事は、距離感を失い、欺瞞をたずさえ、ののしることから、答えは、高圧的なものに変わり、互いをとがめるだけに、答えは、簡単なものへと変わり、物事を偏向するように追いやられた精神は、老い…