昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-08-06から1日間の記事一覧

無限性

無にそなわる無限性が、今を引き取りながら、永遠性へと移行し、自らの苦しみを昇華させる間に宇宙的な調和など求めずに、ただとどまらずに進む限りが、永遠へと引き伸ばされる心身を崩壊させ、交換し続ける先々で対立する価値などは、表面的なものしか交換…

夕暮れ

血の色のような鮮やかさを伝い、 そこで嵩ましされる未来に遊蕩し、 現時点に迫る不可思議な過程から、 取り除かれるような孤独感すらも愛し、 漆黒に包まれ、 慎ましく愛する間に砕けた感情が、 惰性に生み出されるものを否定する。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 権限などを用いるほどにそこには、限界は生まれ、還元されるだけの理由がもたらす自由などは、今を束縛し、抑圧させるための理由をうながし、そこで抑圧されるほどに、自由であることだけを求め、そこにそなわる自由には気付かず…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 慢性的な痛みをかかえた夜から抜けだし、ただ、輝き続けるためだけに現れたよろこびを敷衍させ、ここで求められる苦しみなどは、瞬時に消え去り、現れるよろこびと共に抵抗を続ける、まる

心地よい目覚め

もっとも暗い場所からあふれ出る詩情が夜を神秘的に包む。新品にされた感情ががらくたになるまで、何かにこき使われるよろこびを教えられてから、この苦悩というものは、能動することを忘れ、受動的に受け入れることだけが、正解のようにうながすような世界…