昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-09-10から1日間の記事一覧

井蛙

こころの中で敷衍する汚濁が、延々とあふれ続け、自らをむしばみ続ける間にはみ出す意志は、帰路を求め、散漫な意識が求める娯楽や幸福の彼方で召される感情に統合され、正常さを謳うような鈍感な者へと変化し、独占欲が示す惨憺たる差異から、位置的な相似…

喜悦

信じるものも持たぬようになった純粋な地を、無垢なままで歩き、無知なことを、恥じぬような気ままさで描き続ける綺麗なものすら用いぬような者になろうともしない、壮麗さが、今を包み込み、確かな気配だけが、自らを追い抜いていく。隅々に染み渡る影は、…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 取り憑く過去の幽霊どもが意識を奪う。観点を疎外され、延々となびく考えに省かれた思いは、今をさまよい、欺瞞を用い、引き合いに出すものに追い出され、完成されない思いを巻き込みながら、まどろみに消え去る、まる

破砕

退廃的な論理を構築し、 行為に過ちを課せるような 悲恋をかかげる悠遠に肥大化する 季節的な愚かさや、 そこで重なるものなどは、 所詮消費的なものであり、 生じる由縁などは、 ただ快楽的に破壊される。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 かっこいいものはかっこよいし、誰かがかっこいいと仕向けるものはかっこわるいし、求められるほどに反したくなるし、与えられる安全から逃げたいし、あらゆる方向に迫り、物事を縫合したがるような品位などは、今を貧困化させる…