昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-01-04から1日間の記事一覧

似合わぬ価値を着込んだ夜

限りある時折に制度は不必要であるし、そこで付着するための論理などで接着された意味などに設置される正しさなどに支配される暇も無ければ、そこでもてあそばれるだけの精神が正否を求め、成因をひるがえすべく、夜にあらがうひらめきや、背徳が銀河をも包…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 退嬰的にからまる日々をくぐりぬけ、タオイズムを超えて、短絡的に同化する今をもてあそぶ、まる

最高の笑顔で

解放感を強請るだけの価値の家畜として、退廃するほどに、増していく痛みが脳内を循環し、陰る本質は、失意を溜め込み、自らの苦しみを膨張させる。即座に充填される時間に押し出され、陥らされるだけに至るような痛みに緩慢に作用をほどこされ、そこで迎撃…

蒼い音

調節されるだけの飢えた身体で、 季節を移設するだけの 簡単な仕事の合間で、 動詞をつなげるだけの恋の終わりに 満ち引きする汚穢や、 関係性に疎外されるだけの 悲しみをなじるような いくばくかの青春の後。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 蓋然性を謳う待ち人が、誰も来ない日々を覆う暗雲や、旅立つ故に孤独にまつわる影に課せられた苦しみを飛び越える、まる