昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-07-28から1日間の記事一覧

夏の素材

蝉の大合唱が、真理をも駆逐していく。あらゆる機会を容易に踏み潰しては、密接なものを瞬時に裏切り、循環していくものとは、物事に戸惑いを与えながら、意識と身体は分離し、刹那を噛みちぎっては、一体化などを謳う政府のウイルスに磔にされた肌の感触や…

はじけた後に生まれた夏

にやける群像。とろける夏の日のツノを抜いて、変化するものなんかが、モノクロに変わり、マニュアルによりかかる倦怠感を抱えた女の、アンニュイとしたロジックをしらみつぶしに調べる偏執狂のレクイエムが鳴りひびく深夜に、貧寒な品質を謳うだけの通販番…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 休む暇もなく、保たれる間に拘束され、示唆されるものに屈服し、取れない悩みを、とりとめなく汲み取る間に、憂鬱に吸収される予感、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 似合わない時代を着込んで、すれ違う予感も既婚者で、機械的な愛に従属し、紙面上の愛を崇めては、自らを過信し、自らこそが世界の正解である、と姑息な自分を崇めることだけに費やす、まる

代償ばかりを もとめる、 消耗品どもめ、と、 頓挫する君の、 やさぐれた 観念には、 なにかを愛するほどに、 ゆがんだ理想が、 価値を謳い、 今に意思を駆逐する。