昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2019-02-23から1日間の記事一覧

数学的な虫

おおきな蜂に乗って、宇宙の端にいそぐ。くたびれた老婆は、そうように寝そべる屍が、私の愛する者なのだと、座礁した尾びれをゆらし、恋愛とは、歳を駆逐し、人間からの卒業をめざすだとか、親も代償をもとめるだけの集合体だと、硬直した動機たちは、トラ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 ピンヒールにシャンパンいれて、なけなしの金叩いて、泣き叫ぶ君にのませて、すこしの小遣いをあたえるような世界との決別、まる

キスの味

世界の波形、地球の汚穢と、乳房と雨、憎しみの乳牛たちのヨーグルト、汗とテープで埋められた頭の中、均等や平等などで、つぶされた夢、あらゆる正義は曇天にかこわれ、無垢な者こそ凶暴であるが故、学生たちは衝突を続けるのであり、のらりくらりと堕落し…

偶像崇拝

ガバメントもった 子猫に追いかけ回され、 つかれた身体にもつれる 論理が軽薄なものを 持ち込む。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 歌う靴音、たびたびにあふるる面影も芳ばしく、端々に染み渡る夢が、悠遠をなぶりながら、今をすする鼓動、まる