昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

色褪せる

膀胱炎の痛みがシクシクと述懐する、虐げられた夜。健気なロジックは、散漫な路地でころがり、退嬰的なガールフレンドたちが敷衍させる記憶は、性的なものを除外するが故に、性的なものを孕むというカラクリから逃れられずに、かなしい連帯感などをコピペし…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 君は最後の女だったのかと、気づいたところで、問題とは絶えず、すり替わり、どこにもとどまらない考えは、関係性も結ばずに、意識は逃げ惑う、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 はなしかける君の華々しい心地、簡単に超越し、度重なる思いをだんだんとのぼり、たちまちにあふれる思いが敷衍する、まる

萎んだ夜

君の羽音が、ゆたかな音色をふくませ、眠りへと近づく意識は退嬰的な襞を進み、モノクロームにふくらむ夜が身を寄せ合い、寛容に住まう虫たちのリズムが、心地よく、平らな悲劇や、アノミーなどが騒ぎ立てる正常や異常を測るための戦争や、君の美しさに補完…

窮屈な表現

ねたましい休日を超えて、 汎用性ばかりを たずさえた形式的な 温もりにゆられ、 吐き気をかかえ、 迎撃される思い出に ふかまる苦痛のアナグラムや、 解放を謳うほどに 補填される憎しみや、 肉片をよせあつめ、 食べることを快楽としている 残酷な奴らのカ…

しぼんだ夜

君の羽音が、ゆたかな音色をふくませ、眠りへと近づく意識は退嬰的な襞を進み、モノクロームにふくらむ夜が身を寄せ合い、寛容に住まう虫たちのリズムが、心地よく、平らな悲劇や、アノミーなどが騒ぎ立てる正常や異常を測るための戦争や、君の美しさに補完…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 スキップして、鼻歌うとて、しゃべるんやめて、やかましい世界から出てって、生きるんなんてもんは、生きること考えてもあきまへんから、適当に行きます、まる

群像の構造

夜をねぶり、雨を流し、と歌う感情がまとわらつき、どんぶりの中で抱き合うふたりの平静は終わり、静寂が切り裂く健気な夜に脱げた言葉は半狂乱して、乱気流に運ばれ、コバルト色の宇宙で眠り、タンスの家に帰るまでの距離をまさぐりあった、愛のようなケモ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 はなやかに軽やかに世界を舞い、きらめく余韻や、因果律に反して、はびこる悪意を跳ね除け、確かな愛に行き着く、まる

蛙の亡骸

誰もが言葉を喪失し、 あえぐ先々で諦観し、 貢ぐだけの 機能をたずさえ、 凄艶な現実を撫でては、 不埒に嗤う。

群像の構造

夜をねぶり、雨を流し、と歌う感情がまとわらつき、どんぶりの中で抱き合うふたりの平静は終わり、静寂が切り裂く健気な夜に脱げた言葉は半狂乱して、乱気流に運ばれ、コバルト色の宇宙で眠り、タンスの家に帰るまでの距離をまさぐりあった、愛のようなケモ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 なだめる思いも誰かの物でると、専有部分に蔓延る、占有物であるという、堪え難い苦痛を通過し、やがてなだらかに晴れ渡る空を愛する、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 どこにもとどまらず、しがみつくこともなければ、なくなるものばかりであり、あらゆる悲劇を通過し、確かな愛に跪くこともなければ、引き延ばすこともない、まる

制限を持たぬ感情

重い重力をかかえた 星が脳髄を吸い取り、 消火剤が降る夜に ドレスアップされた観念が、 怪訝そうにバラバラに されていく身体をながめ、 寂寞に羽化する憂鬱な 感性が解き放たれ、 宇宙規模にまで感情を 爆破させる。

断罪の汗

世界を遊び場に変えるために生まれた冬の孤独、名前を駐車場に止めて、雪を注射して、比喩の子供として、産毛を羽に変えて、夕焼けにしみる言葉が氾濫して、ダムが解放されたみたいに泣き続ける彼女のコートが、しもやけになる前に、ナルシズムの静寂にとろ…

断罪の汗

世界を遊び場に変えるために生まれた冬の孤独、名前を駐車場に止めて、雪を注射して、比喩の子供として、産毛を羽に変えて、夕焼けにしみる言葉が氾濫して、ダムが解放されたみたいに泣き続ける彼女のコートが、しもやけになる前に、ナルシズムの静寂にとろ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 須要なものもあらへんから、必要なもんも、滅多にあらへんから、てきとうに歩いて、ぶつかるもんを、そのままにして、受け取るままに愛する、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 いつも、わたしたちは、ちんぷんかんぷんですし、できても、できへんでも、怒られてばっかやし、こりゃかなわん、まる

反抗

アンドロメダの涙、ローファーのかかとを踏んでる、うさぎみたいな女の子、混同する意識は、なにかと同化することなく、自らの狂気に逆撫でされ、逆上するまでの数分間を膿に変え、課せられた罪を数える君は、不安とは、カチカチと鳴るのと、食い込む時間か…

多角的な夜空に告げる

おまえは若くして死んだ。 まだ咲くことも知らずに、 咲き続けることに、 どれだけの勇気が 必要かも知らずに、 若くして多角的な夜空に 余罪を隠し、 ふりつもる昨夜に、 たくした一律な 奇跡をふりかざし、 たよりなく散った。

反抗

アンドロメダの涙、ローファーのかかとを踏んでる、うさぎみたいな女の子、混同する意識は、なにかと同化することなく、自らの狂気に逆撫でされ、逆上するまでの数分間を膿に変え、課せられた罪を数える君は、不安とは、カチカチと鳴るのと、食い込む時間か…

愚かさ

確かな愛とは、なんであろうか?私には、確かな愛とは、足枷に思える。あらゆる原理は、表裏一体のようで、両方から温められ、それは、確かな愛であるようだが、私には、そのような愛とは、痛いの、だ。この世界は、汚物にまみれたものであるが、汚いものを…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 きみの儚さの彼方、来世なんてないから、いまにきらめいて、景色にぶつかりながら、嫌いなままでも、気ままなまま、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 きみの軽い体の、きゃしゃな甘み、淡白な白、あらゆる日々の罪、流動する先々で、割引ばっかりされて疲れたよね、まる

理知

スヌーピーみたいな 顔した女がうろつく新月、 スニーカーのかかとをふんで、 立体的な夜を触診する。

愚かさ

確かな愛とは、なんであろうか?私には、確かな愛とは、足枷に思える。あらゆる原理は、表裏一体のようで、両方から温められ、それは、確かな愛であるようだが、私には、そのような愛とは、痛いの、だ。この世界は、汚物にまみれたものであるが、汚いものを…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 命も小さなるほどの冬、浮遊感はなく、かすかな香りすらもなく、寒さは、あらゆる意味を凍りつかせ、何もかを生命の外に追いやる、そんな冬、まる

バースデー

真実の愛なんて、どこにもあらへんし、見たことないから、答えなんて、持ち合わせてないし、持ってたところで、それはそれで、邪魔なるだけやし、惚れた晴れたって、歯がゆくて、誰にでも似ている、君のその横顔は、いつ見たって、誰にも似てないし、誰だっ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 蓋然性に汎用されるとか、チクタクうなる時計が示す答えとか、うるさく蓄積する風景をうらめしそうに眺める君の吐血やらが迫る眠り、まる

作用

にやにやと 満月を眺める君、 空疎な自分に 補完される闇、 瀰漫する夜は、 悲観的なままで、 慢性的な痛みを 引き伸ばす夜から 逃れるための、 健気さ、よ。