昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

窮屈な表現

ねたましい休日を超えて、
汎用性ばかりを
たずさえた形式的な
温もりにゆられ、
吐き気をかかえ、
迎撃される思い出に
ふかまる苦痛のアナグラムや、
解放を謳うほどに
補填される憎しみや、
肉片をよせあつめ、
食べることを快楽としている
残酷な奴らのカタルシスや、
意味合いに不潔にからまる後に
構成されるものが喪失感をかかえ、
健気にほつれる
言葉の影で枷を嵌められ、
今にも空虚さを感じる為だけに
唾棄される思いも雨に濡れる。