昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

秩序を持たぬ法の蚊帳の外

有する過去から枯渇する文明は、価値を用い、腐った社会やなんだ、と促すから、即されるままに、隣接する真実とキスをして、短命な夜空にポエトリーディングして、エンディングを待つ、ドラマチックな肺炎を抱えた余命が、完結的な理論を感覚に放ち、煩わしい過去を齧り、ハイになっている状態を縫い付ける医師は、あらゆる部位から解雇され、憤懣を瀰漫させ、あらゆる原理に属するだけに隷属するのが、奴隷だ、と教えてくれたからって、なにかを卑下するほうが空っぽなんだって、とかうるさくつきまとい、付け足すだけに満たないのが、生きることだとか、生きる生きないよりも、内容が無いだとか、ありえないくらいに、うるさいし、苦しむほどに自由ですね、と火照る身体のままに、まにまに消えて行き、マニキュア塗った夜空や、満点のネオン街などに捕食され、自由とは、名ほどに、何も無いのかもね、と胡散臭いカモメに乗って、消え去り、些細な出来事を超越し、今に帰依するのが、存在が薄っぺらい理由そのものであることの、答えや、物語を騙る堕落した状態を物語る軽々しい主体を虐げながら、長い月日を癒す現用に長ける存在から、逸脱し続け、世界的なおもちゃ箱をひっくり返し、数々の理由を翻し、くっつけ満ち足りないままに無知なままで食し、性別を飛び越え、擁立する先々に進化を託し、遂げる先々に言葉を残し、溌剌と帰依する辺りから、本質などは拭われ、何も持たぬままに遠ざかり、仮の身体を地に返し、やがて刹那に交わり、全て、と対話し、シーンに根差さず、全体を奪い、対比せずに沁み渡るままに収斂すれば、ことごとくは老化しながら、連関する事実に簡易に交わり、緩和し、たじろぐ今にも世界は幼稚にこだわり続けるままを綴りながら、慎ましく落胆し、しなびた記憶に枯渇し、様々な思惑を滾らせ、浩然と流るる合間にしとしとと気持ちは反響し、去り行くままを熱情させ、センチメンタルな長い会話が逸脱しては、踏みにじる間を潜り抜け、確かに響く辺りから、確かな界隈を絶え間無く押し広げる。