昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。


有する季節を結ばせては、手に余る時を浪費するだけの世界に存在を孕ませず、混ざり合う時折に記号を授けては、あずかる時に奏でるシンフォニーや、面影や、気配や背景に迫るよこしまな月日に抵抗を加え、前衛的な日々に出会いや別れが摩擦を起こし、弄る今にも手探りで記憶を巡回していく、まる