昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

寛容な世界に受け取る言葉

権力自体に必要悪が備わる限り、権力自体に統治されるわけにはいかず、人間的なものが、人間的なものに行き着いては、理由も持たずに権力を人間自体がくつがえしていくような人間を生み出すべく、権力から超越すべき理由を用い、かたよる思念にカタストロフを生み出していく。何がどうとか、聞かぬような改革を目指し、快活に描く強さで、世界の秩序を踏みにじり、新たな切片に接着剤を塗りたくり接続し、離れぬように仕向ける絆や繋がりこそを疑問視するの、だ。メロディアスなロマンを用い、難攻不落なみずからの強度を重ねる。確かなものは、普遍的な善悪に現れず、ただ登り高まるものにだけ、上ずった調子で理由を反響させては、世界に反旗を翻す。その反動こそが、固執せずに世界を乗り越え、組み換えるの、だ。神は、誰をもの下で死滅し、至る原理を失い、格納された核が迫る恐怖の下でも死滅した。あるいは現用とは、隠された痛みを幻想に閉じ込め、何も見れなくするか、はたまた自分の痛みを拡散させては、みずからが、みずからの世界を奪うの、だ。おのずと迫る理由も観念を求め、理性を謳っては、健やかさを失い、ただ履歴を追うだけのハーモニーに倫理が乱立し、曖昧な甘さを俯瞰にこぼしては、怠惰な身体を隙間に挟み込み、はばかる隙間に強要される知識や形式から、概念は今にも哲学を失い、反芻し、反復して物事を反響的に考えることを吐瀉し続けては、考えは要約される原理に吸い込まれ、こみ上げる軋轢から、消し去る理由に離反しては、継続する理由に緊迫感を携えては、たしなむ理由を遂行しては、混同する理由にフラクタルに混じり合い、センチメンタルな帰巣から、規則は希望的観測に至り、ただ欲望のままに住まいを破壊し、明晰な判断を失い、暗澹とした主体にゆらぐ空間的な退廃から、排斥される因果に帰路を結び、火傷した動詞から、痛む身体へと移行する世界的な終焉から、周囲は混淆され、最たる意味を分裂的に消費し、確かな精神は、潔癖的に愛惜に消え、硬質な動機に反復する理由から空想的な状況に競合しては、境目を失い、静謐な動機に縛り付けられる観念に継続されり痛みが去りゆく経路を暗くしては、夜を出迎える孤独は空疎な理由を真実に促しては、最も深まる孤独に収容されては、生命的な起源を遡り、風声に消える詩的なリズムから、運命は秤に乗せられ、謀られるだけに統合され、些細な動機を失い、ないがしろにする瞬間に強要される理由に敷衍する普遍性にカタストロフを促し、形容される理由に飛沫するウイルス的な観念が契約を求め、閉鎖的なリスクから、空間的な排斥を繰り返し、バラバラな主体から神速を生み出し、神話的な倒錯から、喪失していく意味合いに逍遥しては、空席を埋めるだけに堕落する状態に集約されては、解析する動機に真理を謳い、偏執する思念に誠実さを謳い、端的な状態に修繕される動機に横溢する時代に隔離されては、堆積する状態から隔離されては、訂正される真因に確かな意味は消え去り、些細な言動に高揚しては、形跡を失い、性質を失い、多目的な原理を突き抜け、喪失していく意味に肥大する今を乗り越えては、確かな自己に、言葉だけの自由はいらぬの、だ。ただ磨耗する過失から修繕される日々に見せつけるだけに狂騒に帰依する現実から理想は乾き切り、均等な理由に帰巣する季節に相互しては、酩酊する原野に降り注ぐ仮説から、契約的な規律からストレスは生まれ、海馬に現れる過去の暗鬱さを消し去るべく、形跡を持たぬ過去から偏り滑るだけに、形跡を残すだけの現在に織り込む果てに攪拌される擬似的な半径を模倣するだけに縋るリズムから、空虚な関係に愛を謳うだけに根本的な終わりを折りたたみ、たゆたう季節に封緘される言葉が郵便され続けては、届く手紙を読まずに燃やしては、貧寒な激情を繰り返し、倦怠感を消し去り、最たる理由を規範にしては、怠惰な感覚から、仮想する激情に契約されるだけの観念から計測されるだけの理由を住まいにしては、考え付くだけの動機をすなどり、締結するだけの理由を求めては、退廃する自由を衰退させては、些細な現状に拘束され、構成される理由にはびこる痛みから君は季節感を失い、暗鬱に消耗される冷たい主体に降り注ぐ雨から守る手立てになるべく、その構造を、創造で変化させ、変換されるだけの些細な差異を超越し、端的なアイロニーから解放され、愛はその場で確執を用い、革新を謳いながら、奪うだけの価値に移行し、行為は純然たる理由を喪失し、硬質な理由を失い、統合されるだけの関係に孕む還元から計測される理由に帰属するだけに堕落する世界を超越し、惨憺たる安易さに配属される痛みに退いては、幼気な状態からかすむだけの空疎さに憂鬱は移行し続け、高揚する観念は現在を失い、研鑽され、露骨な支配を受け入れては、みずからの健気さを失い、軽薄な理由に自由を謳い、支配的に迫る理由に支払われ義務感から関係的に排斥される愛は理由を失い、ありもしない現在をさまようだけに至る。