昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

制限を持たぬ荘厳な文言

死とはひとつの星に収斂し、新たな何かを媒介し、また何れ現れる。存在とは流動的な部屋のようなものである。どこから何があふれ、私に行き着き、君に流れて行くのかを知ろう、とする哲学から分離し、取りに足らぬ自己から乖離していくの、だ。恋とは孤独がなせる技である。愛とは互いを蝕み、互いの愛に耐え抜く技法が、愛を乗り越え、確かな憎悪を携え、互いの恨みを超えた辺りに、確かな愛は静かながらも、世界を破壊するまでに至る怒りを抱えながら、優しく自らに寄り添う意味も静寂に関し、潤い召します神話の終わりも急上昇し、乱立する世界の始まりも、総和しながら、俯瞰に空間を授け、羽化する隙間に飛び回る羽虫や、蛾のセレナーデが融合する永久と混ざり、反響し合う過程に詩の名残と讒言の残響が妥協ばかりを生み、互いを恨む論理に閉じるルサンチマンな人間の始まりと交わる神の終わりから、終焉は荘厳な雰囲気に閉じ、まばゆくかじる果ても、相似する由縁にこじれては、時系列に配される時間との対立から、空間的な固執から、収斂される幽遠に口実を残し、途切れ途切れの過去は、ここに転じるままに、油然と溶け合い、嘆じるだけの祈りから解放し、始まりの人間は、交わることにより強度を増し、交わるほどに愛は始まり、カテゴライズされる前に瞬き、漫然と閉じる後から備わる一冊の分厚い書物よりも、あがなう先々に低利を残し、破壊を叫ぶだけの偏りから、思想は混濁し、根幹を失い、ただ破壊するだけのニヒリズムに至ることに原理を置き、蝕まれるだけの心身は、定理を探し、透徹しない自らの精神に軽薄な義務を置き、ただ破壊に呈するだけに知りうることも、得るものも求めるだけに無くなるだけの価値に形を求めることに構築される原理と原因が促す欲と知り合い邂逅することにより、この定理は渾然たる融合から雇用を与え、労働だけに従事するのだ、と経済的な牢獄は老後たるカタルシスを促し、挺身すべきは、この資本主義たるものに使わせるだけに配される愛などは捨て去り、ただステアすべきは、廃れるだけの関係に折れ曲がり、間貸しされる精神に軽薄な恒常性を謳うだけの自らの世界に他者の世界を相互させ、投じられる事柄が自らの外観に迫り、自らの世界に戦争を与え、こじれる後から戦争と論理が迫り、根底に抵抗を加えず、ただ侵略を傍観し、死が迫る原野で狭い価値に横溢する現実から、生じて行く抵抗も、一般論が支配し、民主主義は衆愚を生み、傀儡政治で支配される現実などに支配的な行為が策を作り、柵をこしらえるバビロンから乖離するような浮き世離れしていく超脱から、消失していく物などほとんど作られ補われていくだけの価値に加工される品位などに陰湿な支配のモノローグが生み出すアナログな暗闇から、暗澹とした支配は、淡々と操作すべく自然を謳い、動機を奪うだけの価値にカタストロフを授け、作られた概念は、人間たる囲いを促すだけに示されることに超人を教えず、ただ支配に抗わず、ただ講じる動機に由縁を託し、ただみすぼらしい学が促す真理などに呈される意味などほどほどアカデミズムに汚され、先入観に転移し、遷移すべき不可抗力から抵抗を生み出す行為に従事していく暴力の獣から、のけ者にされた形骸から、感染していくルサンチマンから病理を生み出す芝居から、支配は席巻すべき人間に圧力を重ね、掲げる崇拝から権利を謳い、嫌疑に牽引する人間から始まりを謳うだけの浪費から、功労をたたえるだけの安易で愚直な支配から堅実な理想などは、感覚を奪うだけの見料を取るだけに看取るも不潔と不快感をあらわにするだけの他人の不幸を嗤うだけのメディアから、簡素な理由は公序良俗などは、ただ作られた法により、惰性な支配を含ませるに至り、この自由とは作られたものに囲われた中での自由を謳うだけに至らせることに信じるべき人間すらも、人間たる名を与えた数千年の義務から抜け出せずに、たった数千年で自らの義務も果たせずに、破綻に追いやるだけの過程に陥る絶滅の鐘が鳴り響く絶頂から、淘汰される人間を縫い付け磔にすべき縫いぐるみを作るだけに至らせるだけの権利などは、はじめての人間を痛めつけ、自らの法や制度に従わせるだけに異端として処理されるだけに泣き崩れる支配的な世界との対立から、統制されるだけの人間からの脱兎をもくろみ願う今に寝返る隙間も、衰亡していくだけに混沌としていくことに置かれる混沌こそが、世界を作るものよりも、最もな錯綜を生みあらゆる行為を飛び越える要理こそも超越し、姑息な支配からの完結を願うよりも、この止まらぬ速度で、陥るだけの理由を突き抜ける高揚感と爽快感だけが、嘆じるだけの世界を祝福も、修復もせずに、世界や人間と呼ばれる前の世界から超越し、神と呼ばれる前の現前から抜け出し、ただ有ることに置かれる無すらも乗り越える辺りから、はじまりきわまる宇宙すらも、交わるだけに麗しく厭うこと無く、昏倒する先々で、ただ抱き合うだけの理由だけが、生じる愛と呼ばれる以前の愛から乖離し、理解を含む以前に全容に溶け合うだけにないがしろにされた長い全域に着せる理由や、時間を持たぬ空間が多雨で汚され、交互する先々にここも過去も、どこも今も未来も混濁するままにカオスに陥りながら、渾然一体しては、静謐に揚言を繰り返す現在に反復していく厭わぬこころだけが、すべてを濾過し、愚かなままでも、叫ぶことにより神との交わりとはじまりのドアを蹴破り、自らの強度は増すの、だ。