昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

意味と君

全体とは、やわらかく温もりあるべきだ。伝えるとは、とがる事なく、さりげなく意味を降り注ぎ、相手に健気さを伝えるものであるし、物陰にある問題を、コンコンとノックし、しいたげられている君を救うような手になるべく、社会なんかは、一瞬で捨てられるし、それで廃れるよりも、疲れたままに歩く強さが、輝き放ち一切を突き抜け、君自体を認識せずとも、確かな意味は、今に広がり、たゆまずに君を君が結ぶ迅速に行き交い対等に結ぶ意味が、今を形成し、形作るだとか、うるさく伝える季節から逸脱し、君は君であるよりも、今を破棄しては、超越し、求めるよりも、静謐に捉える今が、確かな意味を示唆し、意味は捉える以前に抑揚し、惨憺たる安易さから跳躍し、今を飛び越え、確かな意味に変える。意味とは、意識する以前にすり寄り、今に介在し、概念を奪いながら、君が見出す意味を濁す。考えとは、与えられた義務のように仕向けられ、しみいるままに挟み込み、君の考え自体を奪うだけに至り、陰鬱な衝動や、伝えるべき意味すらあやふやに変え、利己的な支配を織りなし、修復すべき意味すら緩慢に変え、倦怠感を促し、ただ、あるべき姿に至るだけをひもとかず、ただ与えられるだけに義務化する意味から偽善的に解消され、意味的なものは、欺瞞に変わり、不満足を煽り、物事の正しさすら見出せずに至り、抗う原理は、損なうだけに至らしめる今に仕向ける意思なども持たずに、ただ与えられた意味に投下され、何事をも破壊し尽くすような君が、意味自体を鵜呑みにし、あらゆる意味を現行に消費し尽くす事を、価値と呼び、価値に従う。意志は君の今に割って入り込み、背徳を携えず、ただ至らぬ意味に今を突きつけ、何かを信じるべきだ、と仕向けるだけに、方向性を無理矢理に変えられては、てなずけられるだけに至るだけの名前に支配され、気配を察知されぬように、この社会たる作り出されたものを嫌悪するだけに至るニヒリズムや、テロリズムから照り返す意味すらも普遍性を携えさせられ、世界自体を横領し、応用すべきは、自ら生み出す答えに有るべきなのだ、と誰も教えずに、ただ与えられたものを食い散らかすような貪婪さをもって支配すべきだ、と打算する意味から格納される情報たる兵器から拡散される意味が今を規範に、その意味に支配される事を目的に仕向けるだけの闘争から、倒錯していく現在に散じていく気持ちが深みにはまり、理由を求め、応用すべき事柄に譲歩していく限りに陰る気持ちは、君を奪うだけに至るし、やがて選ぶだけの価値などは、選ばされているだけに至る事に気がつかずに、そのようなものを守ろうとする損得に支配され、関する意味すら無意味な今に転じ、演じるだけに愚行を重ね、簡単な緩和から、閑散とした気持ちに支配されるだけに師範すべき者もおらず、ただそぐわぬ限りに応じる意味に支配されるだけに屈従する事があたかも正解のように世界と合理的に結ばれ、合意する事だけが、この世界を形成するようなものであるとは、誰もが教わろうともせず、ただもたらされる戦争に物事すべてをのべて破壊し尽くす事だけに偏り、関係性に転じて、意味は興奮し、幸福などを求めようとするからこそ、この戦争というものは終わりない汚穢たるものを吐き出し続け、配される意味すら洗脳的に廃れるだけに陰る今から疲れ果て、破壊され続ける事に構築される悲しみは君を示唆せず、ただ指図に、さげすむだけに至るし、交換され続ける憎悪などが支配の経路を決め込み、短絡的な場外へと運ばれる異次元から、厳格な時を定めるだけに苛む意味から逸するだけの価値を用いず、外から持ち込まれた価値を打ち砕くだけの民族主義的な俗物から、レイシズム的なナチズムから判然とした記憶をむさぼるだけの餓鬼が跋扈する阿呆だらけの堕落した世界であり、システムである、と見下し、見限るだけに独裁的な見知は、ただ履き違える今を破棄せずに、ただ与えられたものを恨むべきだ、と仕向ける事に正しさは無く、ただ自分こそが正しいと促す自己顕示欲肥大化した思春期よりもやっかいな敵意がやっかむだけに仕向ける歪んだ思考にそぞろな意識は、根底が飢渇し、ただ与えられぬ物質にもがく脳内が、新たな快楽を求めもがくような愚鈍さで境目を作り出し、何をもさげすみ、他者から与えられる憎悪だけを買い取るだけの家畜から、大海を知らぬ君も、意味を知らず、ただ与えられた餌で満足するような世界を世界として認識するから、その場で硬直し、飛び越え超越せずに、怯えその場で膠着するだけに至り、ただその場で凝り固まるだけに根底は飢渇しているかのように仕向ける依存心に左右され、指図される事だけを真実のように信じさせようと仕向ける自分にすら騙される事から見限られる、と影のようにつきまとう孤独を恐れるだけの幽閉された思念や精神が迫害されるように思わされるだけに明け暮れる浅薄で薄っぺらい絆や有徳などに本質は無く、ただ与えられた事柄だけを信じるような者に何の正義は行われず、ただ執行し、君に罪を与え、罰し、圧するように仕向けるだけを世界と名付け、社会と名付けられ、そこに落とし込まれただけに苦しむように仕向けるものを、信じずに、君が超越し、跳躍する後ろ姿を見ては、羽ばたく優雅さにきらめく今がはためき、ただ何をも信じず、ただ貫く意志だけに、君は君を認可し、君は君で有る事すら超越するの、だ。ただ与えられたものすら食わずに、ただ見透かす間に買い取る事すら無く、回答すら持たずに、ただ天地を逆走し、暴走し続ける宇宙の果てで確かさを笑うの、だ。