昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

静寂とけだるさ

えんぴつでちくちく描く苦悩も、
空洞化し、よどんだ今朝に愚鈍な
支配を綴るだけの意識が
アンニュイな亜鉛に消え、
寛容な時代などは、
ただ訪れる理由に
社会的な愚鈍さに沈ませる
筋書きを利用し、
ただ選ぶだけに、
つかむべき衝動も、
ただ利用される事だけに明けくれ、
偏るだけに終える。