2015-11-27 昇華する歌 チクチク痛む胸に広がる 青空の無垢さに備わる希望も、 ずっと幽遠に消え去り、 ただもがくほどに、 自らの強さが増す孤独な夜に、 ただあがなうだけに抗う事を忘れ、 ただ研鑽されずに、 穢されるだけに些細な言動に支配され、 自らの言葉すら用いずに、 打ち続ける鉄槌の音が木霊する朝に 告げる昼への歌。