2015-11-30 確かなもの 確かなものは、純然たる今に宿り、 ただ時代的な重荷や枷を外し ただとりとめも無く悶える後先に、 宛先すら持たずに、 ただ至るだけに損なうだけのものや 問題すらも抱えず、 ただあり得るだけに売り買いばかりが 場面を強調し、 その場で固着するだけの精神が抱える重みや、 物事の軽さに捉えるべき意味も、 今に廃れるものだ、と笑う先にも、 厭わぬ精神は生まれず、 軽薄な理想に形骸化するだけの輩が 跋扈する時代的な重みに耐えかねぬよりも、 その時代や、社会などを抱える事に正しさは無い事に、 気がつくべきで、ある。