昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

猥雑な思念が
のしのし歩くジュラ紀
終わらない熱情が、
あらゆる恋路をねつ造し、
造作ないことがはためき、
配される間が絡まり、
やがてひとつの愛に
恒常性を持たせ、
保つべきは、
互いに用いる意味には無く、
ただ用いるほどに、
邪魔になる感情ばかりが、
幅をきかせる。