昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

はじまりとまじわる

帰る場所も持たずに、口ずさむ言葉に諦観を生まず、奪われる場面に引きずる思いすら無く、無くなる限りにかかる負荷に気落ちせずに、先天的なセンチメンタリズムが事変を生み出し、人間的な根源まで奪われ、収斂される先に生み出されるジレンマに弛みながら、私に食い込むんでいく心ない何かが、死臭を放ち、音程を改ざんし、収奪されるだけの資本的な影に連綿たる様相も、歯がゆさを切り取るだけで、物事の自由さを裁くだけに、あつらえる起源が、あいまいさを愚鈍に運び出し、高揚する観念も移行していくシステム的な何かに関わり、ないがしろにされた言葉は、心ない何かに買い取られるだけにポリティカルな敷衍から、執行される刑に軽蔑すら含ませ、ひとは、ひとを裁くにしては、あまりにも幼く、互いを協調する事すら知らずに、浸透する意味合いに気質を生み出し、ただ豊かさを奪うだけに、生み出される憎悪だけが、生じる言葉に草臥れた理想を生み出すだけに物事に弊害を与え、歩むべき道筋に、正しさすら生み出さずに、些細な言葉に閉じる思いが、暗鬱さに支配され、精神的な何かは、軽薄な信仰へと移行し、物事の恍惚さを確かめるべく、リベラルな思想を謳い出すだけに、揺籃から抜け出せぬ赤子たる軽薄な精神は、形骸化するまでアニミズムを謳い、リリカルな私情に思想は、詩的なものを掴めずに、物事のレトリックを構築させるだけに、嗄声を促す虫の息の動物たちの荘厳なカタルシスが、掲揚される言葉にアンチテーゼすら用いずに、ただ短絡的な支配に迎合されるだけの大衆的な悪臭を飾り付けるだけに欺瞞は増えていき、物事に膠着するだけの成因を、この大切な心身にしみこませ、自らの悪臭に耐えかねずに、陥る先に未練などを残し、一矢報いる事だけに至るようなルサンチマンから、修繕されない痛みは、暴力的に至り、要する果てにこじれる後から、批判的な自己が、自己否定に至り、釈然としない主体が掲げる精神などに形式を謳われ、疑問ばかりが増えていき、腐敗するだけに謀反を叫ぶような凡庸なカタルシスから、炯然とする希望を用いずに、ただ途切れる意識は、今一度このペシミズムを用い、安易なキャピタリズムをロジカルなもので切り裂き、耽溺するだけのオプティミストどもに、一撃を食らわすのだ、と低劣な権威を求め、悪趣味な知恵を運び出すだけの闘争などに、倒錯するような者から、権威的な何かは、独裁的な主観を用い、物事の視点を奪うべく、自らの知恵を幼いものにまき散らし、悪辣な手段で専横される主体は、教育から、悪のウイルスを打ち込まれ、自分で考えるとは、考える先を与えずに、考えるものを提示し、その考えに還元されるものだけを正義や、答えと呼び、意味を妨げ、君をねじ曲げるだけに至る、語る今の原理にすら、原理的なものは無く、このよじれた考えに還元されることといえば、私利私欲を埋めるべく、ベクトルは、弱者共通語を生み出し、魯鈍な支配を多目的に切り取り、露骨な抵抗を売りに、継続される物事を超越できずに、超克すべき自身の痛みにプロセスを生み出し、購うだけの抵抗から、軽薄な物事は、抽象的な跳躍から、観点を奪うだけの統合を謳う精神分析的な思考から、毅然として立ち向かうべき利己的な自己を標記しているだけの超自我に時間を明け渡さずに、相対する先に相似するだけの自己が利己的なものを掲げ、物憂げな表情で、標記される自我に時間を重ねるだけに、離間は与えられ、自らから離れていくだけに至り、いぶかる現実から、倒錯する本能や、本質を見失い、身滅ぼし、自らを機械化するだけに快活な動機は邪推を繰り返し、駆動する真実は、死に至る病的な絶望に倒錯し、踏破すべき自己を乗り越える、という超越を持たずに、提示された世界を乗り越えよう、ともくろむだけに、黒黒とした世界を飛び越えられずに、自らに倒錯し、酷薄な現実を超越できずに、自らを克己せずに、世界自体に責任転嫁し、社会や環境に憎悪をまき散らすだけのテロリズムに至り、自らを破壊するか?周囲を破壊し、戦争状態へと陥るだけの猜疑心が燃やす薪で、業火を生み出し、燃え尽きない憎悪だけが、燃料として、生じる運命を呪うだけの者になるのか?はたまた孕むべき愛により、その憎悪も消え去り、癒えない傷も、その場で回復するまでに至らせるのが、愛するという事にあり、愛されるよりも、愛と寄り添う、と思いの膠着はふやけ、物事に対する邪推も消え去り、ただ愉快に空間を改ざんし、介在する意識は、形式を飛び越え、とぼしい未来を蹴り上げ、自らが組み立てる愛だけが、間に備わる空域に確かな愛を流し込み、その場で止まる者の背中を押し、かすみ行方をくらます自分に手を差し伸べるのも自分であるし、何事にも責任などは無く、ただ愛をもって救う自らこそが、すべてを救う鍵であり、絶望のままに倒錯し、あらゆる原理を超越する先に現れる真実こそが、物事に膠着せずに、巧緻な答えに騙されずに、ただ確かな自らに帰り着き、あらゆる事を乗り越える事からはじめるべきなの、だ。