昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

制限を持たぬ生命

おののき震える
惰性な身体が、
高尚なものを求め、
咎められる辺りに用いられる
信仰などに
対立すべき神を指定する。

君を意味とせずに、
与えられた神は、
君に意味を与えるのか?と
妨げ謳う現時点に
信ずるべきは、
君以外の何ものでも無いのに、
ないがしろにする自己とは、
権利を求め、
権威に牽引され、
因果に設立される不安や
不満をこぼすだけで、
行いの正しさを求めるだけで、
惰性に愛することを、
愛するかのように示す間に、
生命的な起源を失う。