昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

間隔

悲しみの飢えへと上がる隻影。
たちまちに現れる寂然としたものが、
釈明を続け、
因果へと派生していく
苦みを浴び、
あいまいな無情に接近していく
痛みを抱えた物質を受け取って弾けた
宇宙のはじまりのような愛へと帰巣し、
心ない何かに内面的な懶惰を疎外させ、
怠慢な現時点に迫る存在の儚さに、
掃きだめにたまるエゴや、
永劫に迫る乖離した実情に
近づく印象から放たれるものが、
刹那に入り交じり、
今に背反する。