2016-09-14 間隔 悲しみの飢えへと上がる隻影。 たちまちに現れる寂然としたものが、 釈明を続け、 因果へと派生していく 苦みを浴び、 あいまいな無情に接近していく 痛みを抱えた物質を受け取って弾けた 宇宙のはじまりのような愛へと帰巣し、 心ない何かに内面的な懶惰を疎外させ、 怠慢な現時点に迫る存在の儚さに、 掃きだめにたまるエゴや、 永劫に迫る乖離した実情に 近づく印象から放たれるものが、 刹那に入り交じり、 今に背反する。