昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。

自分を正しいと思う限りに、陰る本質は、その場で弔われるだけに至り、生きているのに、死んだように扱われるだけに厚かましい本質は、報奨を餌に、その場の差異を埋めるためだけにためらわずに使われるだけの意思は、自らの陰鬱さに気付かずに、ただ与えられるものにより、よろこびを助長するだけに情緒を保てずに、何時しか倒錯する自己を傍観するだけの離人症的な過去との対立を続ける、まる