昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

認識

あたまの中の空虚な家を壊し、
排除される身体の軽さや、
悔悟をため込むだけの
ジレンマに苛むだけの記憶が
応じるだけの悲しみに反し、
やがて滑落し、
悠遠に肥大する怒りを製造するだけの
すれ違いから生み出される
ルサンチマンを打ち倒し、
自らに帰するよろこびに
軋む由縁だけが、
自らの世界であるのだと
強く認識するの、だ。