昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-12-11から1日間の記事一覧

高尚へと至るよろこび

叙情的に交接するものが、運命に交わり、遠ざかるものに合点がいかず、今に苦しむほどに悲観は私を飲み込み、裏切り続ける。私を救えるのは、私だけであるし、私が見つけるものだけが、真実に成り代わり、今に永遠性を育ませ、意味に帰路を与える。あらゆる…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 わたしは卑近なものが促す戦地と緩衝すべく、すべての憂鬱に廃残する形式的な嫌疑を晴らし、背面に迫る偽装された真理に促されるだけの虚空や、孤独を消費するよりも、要理に迫る見知から、乖離するだけの利己的な欺瞞や、偶像崇…

食い込んだ跡

思い出も、いつかは、重たい荷物に変わり、利便性を用いられる言葉に騙され、たゆたう先々で、やかましい文明的な猶予などを用い、意味をなじり、潔癖的に処理されるだけの物事に生命の起源を損ない、ないがしろにされ、痛みを抱えた君の悲劇を加速させるだ…

認識

あたまの中の空虚な家を壊し、 排除される身体の軽さや、 悔悟をため込むだけの ジレンマに苛むだけの記憶が 応じるだけの悲しみに反し、 やがて滑落し、 悠遠に肥大する怒りを製造するだけの すれ違いから生み出される ルサンチマンを打ち倒し、 自らに帰す…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 関するほどに浪費される観念から、解析するほどに魯鈍なものに陥るだけの関係から、陥穽を生み出し、そこに陥れるだけに虐げられた者の復讐劇が生み出すルサンチマン的な快楽へと回収されるだけの浪費から、終焉に巻き込まれ、自…