昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

介在


 静謐に引き取られる彼方から、星の思い出を引き継ぎ、ここで用いられる理論も星屑の論争の中では静かなものだ、と天真爛漫に飛び交う夢想の中でしのぐものが音階を登り、整容され続ける間に背反し、正しいものすら、ここでは引きずられるほどに卑近なものに変わり、界隈で災いを吐き出し、破壊的な浄土へと旅立つ空疎な蝶たちも、補完され続ける間に端末として扱われるだけの機械的な憂鬱を抱え、偏頭痛の夜空に余罪を重ね、慟哭の朝を迎え、雨をたぐりながら、傘もささずにさすらうだけの重労働のこの空の下では、退廃的な論理だけをクラッシュさせデータをわかりにくくする間に生まれる哲学的な遊歩道を越えて、因果律に妨げられる前に現れる結末や、ここで毀れるだけの真理にもとづく映像を補完し続ける便利な身体として、快楽で互換されるだけの清貧な余罪を支払うためだけに便宜的な身体をちぐはぐにしては、調教されるだけの形として、自らの誓いから、治外法権へと変わるだけの排斥から、要する価値に引きずられるほどに、「ここでは孤立感を増していき」指定された色の中でしか、自らを目立たせられずに、ここで責め立てられ続ける限りに陰る本質から、憎しみだけを加速させ、ここで固執するだけに至るような思いなどが怒りを吐き出し、破壊的なニュアンスから、ニヒリズムへと加工されるだけの品位や、悲観的な彼女たちの道理へと用いられるだけの価値へと誘われ、ここで求められるだけの意味とは、ここで屠られるだけに至るし、僕らはやがて結末を知らずに、君の領土を奪うだけに至るような婚姻の彼方でギロチンにかけられるような盛大な儀式のギミックに葬られ、ここで拘置され続ける間に罪の意識を加速させ、加勢する真実や、ここで欺瞞を生み出し、裁断されるだけの身体のリミットやらが、成敗を謳いながら、雇用されるだけの便利な身体を報じるだけの情報へと漁られるだけに至るような痛みの中でマインドは停止し、身体はやがて神を用い、何かを崇めることでしか、自らを強調できずに、ここで措置されるものや、想起する限りにたぎるエレジーなどが戦乱を生み出し、膠着するだけの事実の中で静謐なものへと引き取られ続ける余韻から、揺動されるだけの身体を葬り、ここで空疎なものを抱えて生きながらえるよりも、長々と語るほどに、カタルシスにも至らずに、テクノロジーの呪いなどで愚鈍なものに陥り、ここで了承し、認識し続けるほどに、補填される痛みは、負担ばかりを謳い、ここで俗悪なものに変わりもんもんとし続ける限りにたぎる意味は大義を失い、ここであらがうことすらやめてしまい、虐げられるだけの意味の中で自らの欠如や欠乏を抱え、ここで孤立感を深め、無感覚のままに受け取る意味や、ちぐはぐな世界に同調し続ける限りに違う命は、互いを聡明な者として認めずに、ここで構築されるものへと相似し続ける限りに僕らは間隔を生み出し、今を麻痺させ、人畜無害などを謳い、清廉される事情や、ここで交わるものなどが、物語の中で磔にされ、制度の中でしか、自らを強調できずに、ここで一致するものでも不一致などを謳い、不満の中でしか自らを強調できずに、ここで相似するものだけを本質として捉えるような容易な判断から、反感を生み出し、緩和できずに、今に求められる意味の中でしか今を見つけられずに、ここで成立するものなどは、何かを従え、ここで相似するだけに至るようなものでしか判断できずに、意味をせき止め、自らを苦しめるだけに至る。互いの間に挟まり、大罪などを謳い、領地を奪うことだけに専念するような国家的な欺瞞から、妄りな意味に浸るだけの貧寒な連中の支配が迎合することだけが、正しいことのように寄りかかり、自らに比重をかけずに、国家に寄り添い、自らを損ない、そこで破壊されるだけの身体を傍観し、ここで不実なものを生み出し、今を見出せずに、見くびるだけに至るような傲慢さが迫り、ここに意味との差異を生み出し、固執するだけに至るような倒錯から、統制されるだけの脳内に滞納していく意味から気概は損なわれ、そこでいじけるだけに至るような頓馬な挫折から、座標ばかりを求め、定位置に備わるだけの価値の野良犬や、制限を生み出すだけの家畜どもの価値観や、邪推するばかりの機械兵どもの至福や、頭の中でのジグソーパズルに必死な権威だけの獣が吠える街並みや、清貧な欠片を用い、ここで魯鈍なものとして論難を生み出すようなあなたが手繰り寄せるような結末に迫るニヒリストである僕は、心地よい風の意味だけを知りたく、何もしないことや、何も感じないことに結末とは欠落していき、ここで逸脱し続ける限りにシステムの犬として空腹を生み出すだけの偶像の支配から、契合するほどに、自らとはここで引き裂かれるだけに至り、いぶかるほどに、考えを損ない、そこに与えられる価値観により、左右されるだけの思想などに隷属し、思考停止に陥るし、やがて清潔な神を崇めても、そこで神を用い、何かを騙すことだけに専念するような人間くささが時代を屠るだろうし、死との密会を続け、固執するような要因にキュビズムを感じ、モダンアートなどを打ち砕くような余韻から、因子を踏みにじり、死することすら、ここでは何かに置き換えられ、ここでスローになり、担う意味すら、感じる速度よりも、ずっと鬱陶しく遅くも速く、ここで歯がゆく重なる事実もリリカルなものを用いぬから、ここで間違いを生み出し、自らの痛みに苦しむだけに至るの、だ。