昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

女子的な補完

誰もいない街、
雄たけびあげる
インディアン、
その他大勢の
主観をなぶるような
余韻や、
インカ帝国の財宝や、
くたびれたカバン、
集まるほどに、
空疎な君が補完するものなどが、
論難を持ち出し、
窮屈にするんだろうし、
浪費され、
陰るだけの日々に、
日向すらないのかと、
感嘆にいたる、
暗い日々に
互換されるものなどを、
裁断する仕事で、
この命も尽きることも
知ってるくせに、
知らんぷりして、
生かされているということは、
牢獄に入れられるよりも
窮屈で、
用いられる自由とは、
今にとって、
邪魔でしかない。