昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

幽遠での希望

簡単な混沌に溺れよって、新たな秘密も見つけんと、短絡的な苦しみに耽溺して、誰かを愛することも知らんと、美しいもんを駆逐するから、近づくもんをグサっと刺して、腐らしよるし、夜も近いし、違いばかりもとめて、とめどない痛みを氾濫させて、意識に溺れて、意識する以前に、意識させられてるが故に、繰り返す苦しみをぶり返してるんは、自分ってことに気付かんからか、気付いても尚、その苦しみに酔いしれるんかは知らんけど、ほとんど違いもあらへんし、近いもんほど、なにかを簡単に利用し、理由すらもあらへんままに、変化やなんやいうて、本質すらも捻じ曲げて、御用学者か、管理社会の犬か、高学歴の軋轢か知らんけど、どいつもこいつも愛さな始まらんらしいからって、単純に愛するんも違うし、するする避けるし、酔いしれてるヒマもあらへんから、あきまへん言うて、いたずらに消費されるんが、資本主義の定めや言うて、詩的に生きられへんから、どこに行っても孤独なまんまで、どこかしらでドレスを着替えて、遠いところ行っても、なんも変化せんと、おんなじような風景を、おんなじように閉じ込めて、あらゆる変化によって、自らをどんどん追い込んで、曇天の下で、野良犬のようにさ迷って、たまには美味しい飯にあり着いて、ありきたりの日々を切り刻むために、毎日忙しく着替えて、おんなじようなかっこになるんが、カッコ良いんかは知らんし、知ったって、それは理解にいたるまえに、瞬間的に改ざんされるやろし、やってもやらんでもいっしょやし、そこで凝り固まるだけやし、惰性になって、憎くなって、生きにくなって、苦難ばっか、自らが引き込んで、いつまでたっても、もとめるしあわせは、今をしあわせにはしないことを知らんと、もとめ続ける先にあるんは、終わりない欲に引きずり回されて、あっという間に老けて、ボロボロなるだけですわ。本質見逃した君は、身代金もくてきに、適当に契約かまして、永遠誓って、屈折していく精神は、生活というヘビにじわじわと首絞められて、起源やなんやて、不機嫌に語る要素から見捨てられて、貪婪な獣として、ぶくぶく太り、醜い獣として、世界を食い散らかすんを片付けるんはかなわん。